ううう、新年からブログさぼりまくり。
正月は、元旦こそゆっくりしてたものの、
それ以降はめっちゃくちゃ大変だった。
この話は、またゆっくり。
今日の本題は保育園の面接@区役所。
面接って、なんだか言葉が大げさだけれども、
リサーチした結果、仕事の内容や勤務状況を聞かれるだけらしい。
私が希望しているのは、横浜市の認可保育園なので、役所仕事なのだ。
だから、子供は行かなくてもいいのだが、
かといって、預かってくれる人がいるわけでもないので、
当然2人も一緒に連れて行くことにした。
ちなみに、私の友人は、去年この面接を完全に「幼稚園のお受験」みたいなことと勘違いし、
両親&0歳の息子ともどもスーツを着て挑んだそうな。
完全に浮いていたと、苦笑しておりました。余談です。
さて、9時〜11時の間に来い!と偉そうに書いてあったから、
何時に行こうか迷ったが、なるべく遅めに行くことにした。
(お役所が元々苦手なので、言葉に多少憎しみがこもります)
9時〜11時と書かれると、人間大体は9時を目指して行くだろう。
混んでいるところに、双子バギーはいささか気が引ける。
それに待ち時間を極力短くしたかった。
10時に家を出た。
区役所までは車で10分。
こんな短いドライブで、2人とも寝てしまった。
駐車場に着いても、次郎は起きなかったので、
ラッキーとばかりにバギーにうつし、そのまま寝て頂いた。
太郎はお目目パッチリ。
まあ、1人だったらなんとかなるだろう。
10時半受付。
70番の札を受け取る。
現在40番台だって…。
9時からやって40番台ってことは、1時間は待つな…。
ちょっと気が遠くなるが、ここまで来たら双子をなんとかあやすしかない。
会場の傍らには、6畳くらいのじゅうたんが引いてあるスペースに絵本が置いてあり
テレビではハイジのビデオを流していた。
私も、こちらへどうぞと促されたが、
双子をバギーから降ろしたら最後、果てしなく追いかけっこ@区役所になることが
火を見るより明らかだったため、そのチョロいキッズスペースもどきに入るのはやめた。
キッズスペースと言うならば、せめて囲ってくれ、お役人さん!
ここで私は覚悟を決めた。
今日は何があっても、双子をバギーから降ろさない!
私はそのまま会場である会議室を出て、
廊下に並んでいる椅子に座った。
次郎はまだ寝ている。
しかし、1時間は寝てくれないだろうな。まだ午前中だし。
暑くなってきたので、太郎、次郎の上着を脱がせた。
次郎は慎重に…やったつもりだったのに起きてしまった。ノーーーー。
まだ眠かった次郎がグズグズ言う。完全にヤブヘビ〜。
仕方無いので、抱っこ。
すると、当然太郎もオレも抱けとうるさくなってきた。
ここで最近のお気に入り「やわらか昆布」登場〜。
うちの2人は、お菓子なんてあげたら、あっという間に食いつくしてしまうので、
間が持つお菓子を考えた末に、昆布に行き着いた。
すこーしづつ、チビチビと昆布を与えつつ、間を持たせる。
隣に座っていたママさんが「双子大変ねー」と話しかけてきた。
彼女は2歳の男の子1人。
男の子は特に大変だと力説するので、
いろいろ話を聞いていたら、なんとこの子は6人目の子だって。
一番上のお姉ちゃんが23歳を頭に、あとはずっと男の子5人。
もう1人女の子が欲しいとがんばり続けた結果、後は全員男だったそうだ。
いやいや、双子よりそっちのが大変っすよ、ママ。
しかし、ママ何歳なの??
30分経過。
そろそろ昆布も限界モード。
腹も減っているらしいので、パンをあげることにした。
だんだん武器が減ってきて不安だが仕方が無い。
しかし想像通り、パンは5分で食い尽くされた。
全く間が持たず。
そこに、体操教室で一緒だったママがやってきた。
いろいろ話をしていたのだが、彼女の娘(1歳)が
自由にされているのをみて、太郎次郎も納得が行かなかった模様。
いよいよバギーから降ろせコールが始まったので緊急避難。
区役所散歩に出ることにした。
しかし、我が区役所は、多分横浜市一古い建物で廊下はめっちゃ狭。
双子バギーかなり迷惑。しかも目だってジロジロ見られたので
元の廊下に戻って、おもちゃを与える。
ボタンを押すと童謡が流れるおもちゃ×2。
これでだいぶ間が持った。周囲にはちょっとうるさかったか?まぁ、許せ。
60番台後半になった。
この頃には、人はだいぶ少なくなってきており、
係りの人に、バギーで入ってもいいですよと言われたので、
バギーに座らせたまま「ハイジ」のビデオを見せる。
テレビっ子2名、見たことも無いハイジを一所懸命見ていた。
11時半。やっと呼ばれた〜。
1時間半も待ったよ、あー疲れた。
私の面接官は男の人だった。
席に着くなり、「双子かぁ」とあまりいい印象じゃないお言葉。
そうだよ、双子だよ、文句あっか!
すると「双子は入りにくいんだよなー」と一言。
ありえなくねぇ?1時間以上待った挙句にこのお言葉。
怒りましたよ、私。
「何でですか?しょうがないじゃないですか。偶然の産物ですから。
兄弟みたいに、狙って産んでるるわけじゃないですから」
かなり強い口調で言ったら、
「いやね、ふたり同時にってのが難しいんですよ。
例えば、希望しているこのN園なんですけど募集16人でしょ。
例えば太郎君が16番で、次郎くんが17番ってこともあるわけですよ。」
そ、そんなのわかってるよ。
わざわざあんたに言われなくても。
もう、子供も限界なんだから、さっさとやってくれ(心の叫び)
で、やつに言われたこと(いつの間にか、面接官じゃなくて、やつになってる)
☆夫が自営なので、2月28日までに確定申告書を出すこと。
普通、確定申告って3月15日までに税務署提出なんですよ。
普通こんなに早くは仕上げられないじゃないですか。でも、自分達の事務処理の関係で
さっさと出せって理論ですよ。許せません。
☆私の仕事内容の詳細を言え
言ってもいいけど、多分単語がわからないと思う。
なるべくわかりやすく言ったけど、外国語聞いてるような顔してた。
だからわからないって。
向こうから聞いてきたのは以上。
こんだけかよ。
で、保育料がいくらくらいになるか聞いたら、
「わかりません」(即答)だって。
民間じゃありえないよね、こんなの(笑)
いれてやるんだから、それだけで感謝しろってか?
お役所仕事ってすごくない?
保育園に子供入れたいママを呼びつけておいて、
保育師もつけないで面接。
しかも横柄な態度。最後は「入れそうですか?」って聞いた私に
「祈っててください」だと。神頼みかよ。
あー、日本の少子化止められないよ、こんなんじゃ。
だいたい、仕事したいって言ってる母親すべてに
保育園に入れる権利を与えてないって言うところが間違ってるのに。
この待機児童の問題もそうだけど、
産科医、小児科医の激減対策や、
不妊治療に対する助成制度も全然なってない。
民主党が子供1人に一律2万6千円のこども手当を出す政策を提出したらしいけど、
これで子供産もうと思う?
産んだ私は確かにありがたい。ぶっちゃけ棚ボタ。
だけど、産もうかどうしようか悩んでいる女性には届かないと思うんだよなぁ。
国全体が子供達を支えてくれてるって、全く思えないんだよね。
あー、正月早々やな思いしたなー。
唯一いいことは、うちの2人が、意外におとなしくしててくれたってことだけかな。
合否の結果は4月1日入園で2月下旬らしい。
私は自営業だからどうにでもなるけど、会社復帰するママは
ダメだったらどうするんだろうねぇ?
こういうところも優しくないなと、憤慨する私なのでした。