シュタイナー教育に興味をもった時期があり、いろんな本を読みました。
そんな時、松井るりこさんの「七歳までは夢の中」という本に出会い、ハッとしました。
子供って、赤ちゃん時代から大人になるまで、いろんな段階があるんですよね。そして、それぞれの発達段階に応じた教育が必要なんです。
『幼児期』と位置づけられる七歳までの時期をシュタイナーは「子どもがこの世に誕生してから、最初の七年は、その後の何十年よりも、重要な意味をもって、その後を決定していきます」といいます。
七歳までは夢の中・・・その後の『児童期』『青年期』とは違う発達を十分に促しながら、大人がいろんなことを導いていかなければなりません。
私は私なりに、子供たちの成長段階を次のように考えています。
七歳までは『はぐくみ期』
親は十二分に子供たちを抱きしめながら、手取り足取りさまざまなことを教え、体験させ、心と体の発達を促していきたいと思っています。
小学校時代は『すだちの時期』
学校生活などを通じて、子供たちは少しずつ、親から見えない世界にとびこんでいきます。親はとまどいながらも、少しずつ手を離していかなければならないでしょう。
親は巣立ちの方法を教えてやらなければなりません。吹く風の方角や強さも教えてやらなければならないでしょう。子供たちは勇気をもって巣立っていこうとします。でもまだその羽はやわらかく、すぐに巣にもどってきて「抱っこ」というかも知れません。そんな時はしっかりうけとめてやりたい。でも、また巣立っていく背中を押してやらないといけません。
中学校・高校時代は『はばたきの時期』
子供たちは親の知らない世界ではばたき始めます。恋愛関係・友人関係・スポーツの世界・趣味の世界・・・さまざまな世界で胸を躍らせ、時に傷つき、悩み、成長していくことでしょう。
親は地上から、子供たちの姿を見守り、羽を休めに地上に戻ってきた時には、やっぱり抱きしめてやりたい。
・・・なーんて、今は思っていますけど、本当にできるかな。
今日、サーヤとマーヤは七歳になりました。
夢からさめて、すだちの時期へ。
妊娠中はトラブル続きで、無事に生まれてこないかもと思っていました。
生まれた時は未熟児で、心臓にトラブルも抱え、なんとか小学校まで生きて欲しいと思っていました。
そんな2人がもう七歳。すごいことです。
神様に感謝!まわりの方々に感謝!そして皆さんに感謝!
これからも2人の成長を見守ってくださいね。