満90ヶ月までに、終わってないといけない予防接種が、まだ終ってないのがありました。気になっていながら、注射となると…なかなか、連れていく勇気が出ませんでした。
とっちゃんは、注射が嫌いです。
前もって予告して、ご褒美を用意して、万全の状態にして行っても不安があります。
だって、5歳の大きな体で暴れられたら、注射どころじゃないですから。
しかし、体調的には、幼稚園がお休みの今がチャンス!
幼稚園が始まると、いつ風邪を引くか、熱を出すか分からないから。
思い切って、予防接種に行くことにしました。
まず、かかりつけの小児科に予防接種の予約。
そして、子供達に予告。
当日、「いい子に注射が出来た子には、ご褒美をあげる。」
「でも、逃げたり(とっちゃんは一度逃げかけた。)手足をバタバタして暴れたりしたらダメだよ。わんわん大きな声で泣くのも止めてね。それが出来たらポケモン、あげるね。」と約束。
「それからバンソーコー忘れないでね!」と、とっちゃん。
(とっちゃんは、痛いところにバンソーコーを貼ると安心します。)
「ちゃんと持ってくよ!」というとニコっと笑いました。
準備は万全。
かかりつけの小児科へ。
ところが、家にいたときは全然咳をしなかったのに、ケンケン、コンコン咳をし出すとっちゃん。
「とっちゃん、突然、咳なんかして~。ほんとに咳出るの?」
「かーっぺっ!ゴホッゴホッ。だって痰が出るんだもん。」
(あんたね~、家じゃ全然咳してなかったじゃん。わざとだろ~~~!)←母の心の声
あんまりしつこく咳をするので「わざとでしょ!」と言うと「ううん。だっ咳が出るんだも~ん!」
(く~~~!絶対わざとだっ!!)
そうこうしているうちに、とっちゃんとこぼちゃんの順番です。
予防接種の説明を受けている私の横で、またしても、とっちゃんが張りきって咳を連発。
「かーっぺっ!ゴホッゴホッ。」
「あれ?咳が出てるね?」(小児科の先生)
「あの、家じゃ全然咳をしてなかったんですよ…(汗)」(母)
「そうですか、注射がいやなのかな~。じゃ診察しますね。」(先生)
で、診察。
こぼちゃんは、問題なくパス。
問題のとっちゃんは、「少し、ゼーゼーって音がするね…。薬を飲みながら注射する?」(先生)
「はいっ!そうします!」(母)
「え?ぼくも注射すると?」なんて、すっとぼけたことを言うとっちゃん。
まずは、こぼちゃんが自分で椅子に座って、注射をポチッと打たれました。
「えらいね~。お兄ちゃんだね。」と先生と看護師さんに褒められ上機嫌。
代わって、とっちゃんの番。
「一応、私が抱いておきますね。」と椅子に座った私の膝にとっちゃんを乗せスタンバイ。
一応、手の自由が利かないように、しっかりと抱きしめる。
緊張の一瞬!!
「はい、チクッとするよ。はい、今が一番痛いよ。もう大丈夫、痛くない、痛くない。
ほ~ら終わった。スゴイね~。泣かなかったね。お兄ちゃんになった。えらい、えらい!」と先生に褒められご機嫌なとっちゃん。
初めて注射で泣きませんでした。
先生も「今、何歳?5歳?あと1回今日と同じ注射があるよね。それから、小学校に入るまでに“はしか”があるね。でも、もう大丈夫だね。こんなにお兄ちゃんになったんだから。」と言ってくださいました。
私も嬉しくて、つい「少しは成長してくれました~。」なんて親バカ発言。
先生には、とっちゃんの発達障害のことをカミングアウトしているので、この前の冬のインフルエンザ予防接種の時には「出来れば、お父さんを連れてきてね。」と言われたとっちゃん。それが、泣かずに注射を受けられるなんて…(涙)
注射が終わって、まっすぐ帰ろうとすると、
「え~どこも行かないの~~?」と、とっちゃん&こぼちゃん。
「よし!ちゃんと注射を受けてくれたから、特別大サービス!アイスクリームを食べに行こうか?」
「うん!行く!」
近くのジャ○コでソフトクリームを食べ、ご満悦なお二人。
家に帰って、それぞれ、ポケモンをGET!
(とっちゃんは、レジアイス。こぼちゃんは、ルギア。)
私は一仕事おわってホッとしました。
次回は、8月末ごろ。
また、いい子で注射を受けてくれるといいな~。
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