育てられると知れ!

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Nice!

最近まで、“臨床心理士”という仕事を、
看護士の傍らで「○時○○分、ご臨終です。。」
と言う役目だと思っていたママ。

先だって、恋愛期間を含めると、
ついに10年目に突入した我ら夫婦のお付き合い。
まだまだ彼女の知らない一面を垣間みる機会は尽きない。。。

一呼吸。。

そんなボケ多きママだが、コトが育児に及ぶと、
膨大な知識を有するから、ある面で尊敬してしまう。

妊娠中は、定番雑誌をバックナンバーも含め、
ガッツリと読破したかと思えば、それだけでは物足りず、
ついには医学書や大学教授が発行する、
論文レベルにまで手を出し始めたママ。

思えば、リビングの一角は、大学受験を控えた
学生さながらの書物が占拠していた。。

しかし、知識の過度な詰め込みは、
情報の整頓が行える能力があってこそ通用するもの。

咀嚼(噛み砕いた)したデータは、吟味したのち、
吐き出す勇気や、必要な、、、都合のいい栄養だけを、
振るいにかけてから飲み込む作業が重要である。

ママは、どちらかといえば、
詰め込んだものすべてを飲み込んでしまうタイプ。

妊娠期間中も、

「あれを食べるとこうなってしまう、と力説する教授がいる」

だの

「あれをするとこれに良くない、と力説する医者がいる」

といった具合で、

結局、何も食べられず、何もできず、、、

の生活がしばらく続いていた。

出産後、忙しかったせいもあるが、
オイラが「いい加減、情報に目をつむれ!」と、
日々呪文のように唱えていたせいもあって、
最近は、ライトな育児情報誌にすら目を通さないママ。

周囲のママは皆知っているはずの、
いつごろ、何々を始める、、、、
などといった話題に付いて行けないらしく、

“集まり”の際はいつも困惑状態で、
「あ〜、情報収集しなきゃ」と嘆いている。。。

でも、、、、、ダイジョーブ。

我が家の双子は、しっかりと育っている。

人は所詮、動物の一種である。

脳みそに知識を無理から突っ込む必要などなく、
直感で、一様のことをやり遂げる能力が備わっているのだ。

「育児」はまさにその動物的直感を必要とする代表格。

昔、モハメド・アリが若きチャンプにこう指導していた。

「強くなろう...

投稿者: オイラ双子パパ 投稿日時: 2007-08-22 (水) 15:02