「昨日、夢でね、風太が帰ってきたの」
ある朝、サーヤがこう言いました。
「サーヤのベッドの上に風太がのぼってきてニャァって言ったから、『風太!』って言って、手をのばしたら消えちゃった・・・」
その後も時々、風太の夢を見るそうです。
つい先日は、朝起きてすぐに、こんな報告をしてくれました。
「サーヤが学校に行こうとしたら、風太がついてきてて、サーヤ、みんなに見つからないように手提げバッグの中に入れてつれていったの。そしたらクラスのみんなが、自分のペットをつれてきてて、みんな先生に見つからないようにかくしてたんだよ」
風太がいなくなって、私とマーヤはメソメソしているのに、サーヤは「猫には猫の生き方があるんだよ」と私を諭してくれているのに、心のどこかで風太に会いたいって思っているんでしょうね。
サーヤの夢に風太が時々出てくるという話を夫にしたところ、
「もう死んだかもしれへんな」とつぶやきました。
どうして、どうして・・・
そんなこと絶対にない。
風太はどこかで冒険しているだけなのに
それか、どこかのおうちで飼われて幸せに暮らしているはずなのに
お母さんのところに帰っていっただけかも知れないのに
そんなん、いやや
死んでるなんていやや
・・・
夫の前で、私は号泣してしまいました。
ふうちゃん、せめて元気だよってママに教えて。
ママはふうちゃんのことを考えるたび、いつも、胸がちぎれそうだよ。