久々にためになる本でした。女の人が生き方の違う女の人を認められないのは小さい頃から自分を否定されてきたからなんだそうです。自分の中の「女のイヤな部分」を下げることが書いてあるのですが、まず「女のイヤな部分」に気付かないとだめですよね。
これを学校の道徳の時間に使ってほしいなと思いました。
女に生まれるとこういうことも学んでおいた方がいいですよね。
娘の進学先を検討するにあたって、最近、周りの人やお客さまにまで「女子高卒ですか?」と聞いてしまうのですが、女子高卒であっても、ご自分の子供は共学へ。と考えている方が多いのですね。でも学校の先生は「脳科学的にも男子と女子の勉強の仕方は違うのだから男女別学がいいのです。」とおっしゃいます。
う~ん。どうなんでしょう。でも共学よりも圧倒的に女子の人数が多い→多様性がある→自分も自由に生きられる。というふうにはならないですかね。
この本を読んで自分の子には、「他人からどう見られるかばかり気にして、変に周りに同調してがんばり続ける女子にはなってほしくないなぁ。」ということでした。