いつも全力で、すべて手を抜かないで頑張ってしまうKO君。
そろそろ疲れが出て、風邪も引いてるし熱でも出すかなぁと思っていたら…
その風邪が治った頃に、じんましん を出しました。
最初は、腕に赤いポツポツ?があるのを見つけて
それが、どんどん増えていって、片腕だったのが両腕になり
これは、おかしいと身体も見てみたら…
背中のあちこちに赤いポツポツが いっぱい出てました。
もちろんお腹の方も…。
それが、かぶれたようにも見え、最近暑いし あせも?とも思ったけれど
何か違う。でも、よくある じんましん とも違う感じもあって
翌日、学校が終わってから病院に連れて行きました。
もう、この時点で、KO君は“ぶーぶー”文句 を言ってました。
「僕は部活がしたいのに!」「大丈夫だって!」
診察を受ける時は、赤いポツポツも消えていて
写真で「こんな感じでしたか?」と聞かれたけれど、「もう少し赤くてポツポツって感じでした。」と言うと「いろいろな出方があるから」ということでした。
運動はしてもいいかと聞いてみると
「じんましん が出ている時は、運動はしてはいけない。例えば100m走で、あと30m走ればゴールの所でも、じんましん が出たら、すぐ走るのを止めなさい。じんましん が出ている時に運動すると、呼吸困難を起こしたりする危険性があるし悪化するから。」
と言われました。
(じんましん の原因は、食物関係以外だと 分からないことが多く、70%くらいは原因不明らしいです。その時の疲れとかストレスや風邪の後に出るとか いろいろな要因があるそうです。)
「飲み薬を出しておくから、薬を飲みながら出なくなったら運動していいよ」と言うことでお薬をもらって帰りました。
KO君はこの時点で、親の言うことを聞いて病院も行ったし薬を飲んで じんましんが出なかったら部活をしてもいいんだと思ったらしく、「明日から部活するから!」って言うので、「何のために病院に行ったの?先生の言うこと聞いてた? じんましん 出たら部活はダメだからね!」と言っても、部活をやる気満々でした。
そして宿題も終わり、夕食を食べてお風呂の前に背中をチェックすると…
やっぱり背中に赤いポツポツが出てました。
2日目のじんましん は、前の日より じんましん ぽさが増していて、やっぱり じんましん だったか。。。という感じ。
KO君に「ほら、じんましん が、また出てる。明日も部活は休みなさい。」と言うと
「嫌だ、部活したい!」と抵抗。ほとんど涙目で泣きそうな状態。
丁度、この体調不良を起こす前の週末は、先輩たちの中体連の地区大会があり
そこで、卓球部の先輩達は、団体で準優勝し県大会出場が決まりました。
個人戦でも、ベスト8に二人の先輩が入り県大会へ。
その試合を応援していたKO君は、帰宅後、「卓球やりたいー!あんな試合を見せられたら、卓球したくてたまらなくなった!!」と言っていました。
そのすぐ後の体調不良。。。
卓球をやりたくて仕方がないのは分かるけれど、でも親として運動をさせるわけにはいかないから、
「じんましん 出たら、運動はしたらダメって病院で言われたでしょ。」(私)
「だって、部活したいんだもん!嫌だ!部活する!」(KO君)
もう、まったく聞かない。
こういう時、たけ父さんがいれば一言「だめ。部活は休め。」で終わるのに、たけ父さんは泊まりの出張中。
(KO君は、なぜか たけ父さんの忙しい時とか泊まりの出張前後に体調不良になることが多い)
ともかく、許すわけにいかないけど
「ああ、そう。勝手にしなさい。部活したらいいよ。」(私)
「分かった。そうする。部活する!」(KO君)
「でも、母さん もう病院に連れて行ってあげないからね!」(私)
「………。」(KO君)
「ごめん、母さん。わかった。部活 休む。でも、部活がしたい~」(KO君)
「少し休んで疲れが取れたら、じんましん 出なくなるよ。お薬ももらったし、少し身体を休めた方がいいよ。」(私)
ちょっと意地悪だったかな?と思ったけど、ね。
こうなった時のKO君は難しい。がんとして譲らない。
でも、病院で運動は良くないと聞いているのにさせるわけにはいかないし。
その後、1日部活を休み、次の日は見学しました。
薬も効いたのか、じんましん は その後出ずに治まりました。
結局、先週は、じんましん 騒動で、部活が ほとんど出来ず
やっと、その週の金曜日から部活に復帰しました。
この頃は、球に回転をかけることを教わったらしく、嬉しそうに「母さん、僕 回転がかけられるようになったよ。球が曲がるんだよ。」って報告してくれます。
君が元気で、好きな事をしてくれてたら、母さんは それでいいよ。
やっぱり子供が元気でいてくれるのが一番です。