梅雨 真っ盛りの6月のある日KO君と久々に大げんかをしました。
事の起こりは、梅雨の間のなかなか乾かない靴のことからでした。前日 大雨が降ってKO君の靴は濡れた上に泥汚れもあって、KO君から「洗っといて。」と言われて洗っていました。雨が続いて なかなか乾かず、もう一つの靴が汚れると履いていく靴がありません。
その日の朝、KO君に「昨日、靴を洗ってまだ乾いてないから、今日は靴を汚さないでね。」と学校に送り出しました。…が、学校の学活の時間のちょっとした晴れ間に、学級の花壇の草取りがあって見事、泥んこの靴になって帰って来ました。
KO君は、「真面目に花壇の草取りをしたから こうなった。」と言い私は、「でも、汚さないでって頼んでたでしょ!」と言い僕は悪くないと一言も謝らないKO君に、私は一言謝ってほしくて
ぐちぐち文句を言い続ける母と、言えば言うほど黙り込む息子
…という最悪パターンになってしまいました。何とか、文句を言うのを止めてKO君の靴を洗いに外に出たら、雨は降ってくるし…(u_u。)
靴を洗って戻ってきたら、KO君が「お母さん、ごめんなさい。」と謝ってくれました。「母さんは、謝ってほしかっただけだから、もういいよ。」って仲直りをしたハズでした。そこでポロっと「後で、たけ父さんにぐちを聞いてもらおう。」って言ってしまったのがKO君の久々のバクハツモードの引き金を引いてしまった。
「じゃあ、僕のぐちは誰が聞いてくれるの。僕のぐちも聞いてよ!」とKO君は大泣きしてしまいました。
KO君曰く
「TO君ばっかり褒めて、僕は褒めてくれない。」
(いつも、進んで手伝ってくれたり、進んで勉強をしたり、そういう時に必ず褒めたり手伝ってくれて助かるよって声かけしていたんですが…。KO君が言っていたのは、5年生の夏休みの宿題のこと。5年生の夏休みは、TO君の絶不調の時で宿題も全く出来ずにいたので、なんとか宿題を終えたときには、ものすごく褒めました。KO君にとっては、「先に僕が終わった時は褒めてくれなかった。」と。TO君と同じ様に、同じ事でちゃんと褒めてほしいそうです。KO君ごめん。)
「僕の話は聞いてくれない。いつも途中になる。」
(学校から帰ると、KO君もTO君も我先に学校であったことを話そうとするのですがKO君が先に話し始めても、声が大きくてリアクションの大きいTO君が話しを取ってしまうことが多くて、加えて、TO君が嫌なことがあった時とかどうしてもTO君優先になってしまっていました。「ちょっと待ってね。後で聞くから」って後回しになることがあっていつもKO君には悪いなと思っていました。これから気をつけるね。ごめんね。KO君。)
「いつも僕は我慢してる。TO君のぐちも聞いて、でも僕は誰に言えばいいの?」
(KO君は、本当によくTO君のぐちを聞いてあげていて、学校の帰り道や家に帰ってからも二人でいる時に、なんだかんだと聞き役になってくれています。学校で何かあった時は、私もTO君のぐちは聞いているけれど、何でもいいやすい兄弟のKO君に、いろいろ聞いてもらってるのは、二人を見ていて私も分かっていて、いつもありがたいなと思っていました。KO君もキツイ時は、母さんに言っていいんだよ。いつもごめんね、KO君。)
KO君は久しぶりに真っ赤になって、泣いてました。二人で一つ一つ話しをしました。言いたいことを言ってスッキリしたら、「僕、宿題する。」って、いつものKO君に戻っていました。聞き分けが良くて、いつも何でも頼み事は聞いてくれていつもニコニコしているKO君。きっと我慢していることは、いっぱいあるんだろうなと思っていました。小さな頃は、もっと頻繁にバクハツしては、真っ赤になって泣いていました。大きくなっても、(大きくなったから)まだまだ いろいろあるけど、ちゃんとKO君の話し聞いてKO君の気持ちに寄り添っていこうと改めて思いました。あぁ、それから、靴を2足とも洗ってしてしまったので先に洗った靴に、新聞紙を詰めて、扇風機をあてて何回も新聞紙を替えて何とか次の日に履いていけるようにしました。
雨の日は嫌いです…☆