4年に1度のオリンピック。スポーツを見ることは好きで、KO君とTO君が生まれる前は、好きなスポーツをよくテレビで見てました。今回のバンクーバーオリンピック。そんなにたくさんの競技は見てないけど、やっぱりオリンピックは4年に1度。なんとも言い表せない独特の雰囲気があると思います。オリンピックって、やぱりすごいと思いました。KO君とTO君が生まれてから今まで、オリンピックも、ゆっくり見られなくて今回もオリンピックどころじゃないと思っていたので、誰がメダル候補とか、ほとんど知らないまま見ていました。そんな中で見たのが、大会第7日目、男子フィギュアスケートのフリー。ちょうどKO君、TO君が学校に行っている時間だったので「メダルがとれるのかな。」そんな軽い感じで、滑走順を調べました。日本選手の前に家事をして、テレビ観戦。髙橋大輔選手が、ショートプログラムで3位。首位との差は0.60点。すごいな…と思いつつ、髙橋大輔選手の演技見ていて、魅せられる、演じるっていう言葉が本当に当てはまるというか、フィギュアスケートで、こんな演技をする選手が日本にいたんだ!っていう驚きでフリーのプログラム「道」の世界に引き込まれました。豊かな表情と身体いっぱいの感情表現オリンピックという大きな舞台で、夢を追う姿そして夢を実現した時の涙すべてに感動して、勇気と元気をもらいました。演技が終わった後のインタビューで今季、怪我から復帰したシーズンだったと知って、驚いたし、リハビリの辛さやいろいろあったんだろうと想像すると、こちらまで涙が出ました。実を言うと、ここしばらく 辛いというと言い過ぎなのだけど、毎日キツイし、気持ちが続かなくて、しんどかったです。TO君との宿題バトルがまたまた再燃してたし、学校から帰るとふざけてばかりで、何も進まない。TO君に対して どう接していけばいいのか分からなくなっていて、毎日の家事を終えて、次の日の学校の準備や連絡帳(幼稚園の時のように毎日の出来事を書いたり、書いてもらったり)を書くことが、なんだかとてもキツくて、リビングのたたみでそのまま寝込んで寒くて目が覚めたり…「わたし なにやってんだろ。」って、どんどんモチベーション低下。そんな時に、オリンピックの髙橋大輔選手の演技を見てなんだか、救われたような、自分も頑張らなきゃって思える力をもらいました。今、確かに、TO君とKO君を育てていく育児は大変だけど、もっと頑張っている人がいる。そして夢を叶えた人がいる。そういう瞬間を見て、今、とってもキツかったことが、不思議だけど、大丈夫なことに思えて。もちろん、きっとまたキツイって思うこともあるだろうけど、でも、こんなことでキツイって思わないで頑張ろうって思えました。それが嬉しくて、ほんとに単純なんだけど、フィギュアスケートを見ること、髙橋大輔選手の演技を見ることが楽しみになりました。楽しみなことがあるから、頑張れるってあると思うから、私は、この自分の単純さに自分が助けられてるって思います。もう、それからは、フィギュアスケートのおもしろさにハマって、女子シングルをみて、エキシビションもしっかり見て、最後は、日本選手団が帰国して、髙橋大輔選手が生出演してるニュースもチェックしてたら、たけ父さんがあきれてました。「あきれるくらい単純」だそうです。でも、夢を追う姿って、やっぱりいい。髙橋大輔選手銅メダルおめでとうございます!これからも夢を追う姿をみせてください。世界選手権も楽しみにしています。