最近のツヨはとても不安が強く、家にいるときは私にへばりついています。そうすると家事ができないので、テレビやパズルに誘ったりするのですが、目を手で覆ってしまってドアのちょうつがいのところで、壁とドアの間にはさまっていたり、掃除機をかけるそばで泣きそうになっていたりします。学校の体育などでは、それなりに元気に動いています。何といったらいいのでしょう。多動の反対・・・とでもいうか、「おいで」といっても一歩進んで半歩下がって、こちらへ来たいのになかなか足が動かせないような。波・・・という感じでしょうか。理由もなく一人でゲラゲラ笑って飛び回っているときの脳の興奮状態との落差。胸に手を当てると、いつもよりドキドキしているような気がします。私達でも心配事や緊張することが待っているとき、胸がドキドキするのと似ているかもしれません。でも何とも気の毒なことに理由は思い当たらないのです。それでもずっと抱っこしているわけにもいきません。ちょっと笑顔が見えたときを見計らって、キッチンへ呼びました。初めてのチャレンジ。「ツヨ、キウイ、切る?」と、包丁を見せると、目がキラッっと輝いたのを見逃しませんよ。包丁を持たせるのは一年ぶり。何回かニンジンを切らせたりしてみたけど、反応がイマイチでした。最近急に食べられるようになったゴールドキウイ。洗って、まな板にのせて包丁を持たせ、私が手を添えて一緒に半分にサックリ。にやっとホオが上がりました。何回が輪切りにさせて、私が皮をむいて小さく切ると、嬉しそうに二個分くらい食べました。しかも「自分で。頑張れ。じょうず!」の応援で、クレーンなしで自分でフォークに刺して。興味のあるもの、楽しいと思えるもの。それは何より意欲をそそる、そんな気がしました。 ↓ よろしかったら応援のクリックをお願いします! ↓にほんブログ村