『 蕾 』 という曲で、私は 『 コブクロ 』 が、とっても好きになりました。『 コブクロ 』 の小渕健太郎さんのお母さんへの想いがつまった歌です。泣けます。子供達も…こぼちゃんも、とっちゃんも、たけ父さんもみんな好き。だから、冗談で 『 コブクロ大好き家族 』 なんて言ったら、たけ父さんにあきれられました。たけ父さんは『 桜 』がシングルで出た頃から、マークしていたみたいです。でも、今いちばん、ハマっているのは、私でしょう。『 コブクロ 』の小渕さんと黒田さんのハモりも、好きです。お互い存在感のあるボーカルで、その二人の絶妙なバランスが、いいです。曲も、バラードあり、ロックな曲あり、ちょっとかわいいラブソングなんかもあって、それが全部『 コブクロ 』 ってところがいい。一番新しいアルバム『 5296 』の『 コイン 』という曲は、恋人(?)に公衆電話から、電話しているストーリーなんですよ!今や携帯の時代なのに…嬉しいですね。こういうの。だって、私たちは、まだ携帯なんてない時代の、この曲のように公衆電話で電話していた時代の人だから…。歌詞もね。言葉がすごくいい。短い言葉に、すごく情景がみえるんですよ。言葉に、すごく力を感じます。あと、『 WHITE DAYS 』の僕が 現実の風に向かい 絶望の崖を乗り越え 投げやりの海に潜ってって言う部分。私ほんとに絶望してたし、なげやりの海に潜ってたんです。気がつかなかったけど、つい最近まで。きっとこれからも、数え切れないくらい絶望するだろうけどでも、落ち着いた今は、上手くいかない時もあれば、いいときもある。降り続く雨はないし、いつかは晴れる…から、頑張ろうって思います。何か新しいことを好きになるのって、すごいエネルギーがいると思うんです。私は、この何年間か、新しいことや、新しいものに反応する気力がなくて、ましては、好きになることってなかったんです。それは、もう、とっちゃんのことで精一杯で。(別に、とっちゃんのせいじゃないです。自分勝手にそうしてただけで。)家にいても、テレビさえつけない毎日で、音楽を聴く余裕すらなくて。音は、すべて雑音のような気がしてました。それが、体調不良もあって、少し休むようになって、たけ父さんもサポートしてくれて、(もともとサポートしてくれていましたが。)去年の9月からは、私の父母と一緒に住むようになって、助けてもらって…やっと、自分のことも、いろんなことを感じられるような心に戻ってきたのかも。好きと感じること。素敵と感じること。そう思えることっていいな…と思います。今まで、とっちゃんのことに、かなり入り込みすぎて子供達の人生=私の人生になりかけてました。子供達の人生は、子供達の人生でしかないし、私の人生は私の人生。親は、自分の今まで生きてきた経験や知識を子供に伝えて、生きる術を教える。そして必要に応じて助けてあげる…そんな存在がいいと思うんです。私の父と母がそうしてくれたように。いつか、子供達が自立するとき、引き留めるような親になりたくない。そう思ってました。だから、自分のことも大切にしないとダメなんだって思います。子供達が成長したあと、自分には何も残って無くて…なんて、悲しいです。『 コブクロ 』の歌は、そんなことを私に気づかせてくれました。私も、もっと自分の人生を生きようって。私は、昔ちょっとだけピアノを習っていた時期があって、今は全然弾いてなかったんですけど、もう一度、弾いてみようかなって、久しぶりに思いました。音って、人を癒す力もありますね。腕前が腕前なので、誰かに聴かせることはないと思いますが『 WHITE DAYS 』の楽譜を見つけたので、少しずつ練習したいと思ってます。『 コブクロ 』の小渕さん、黒田さん。素敵な曲、これからもいっぱい聴かせてください。応援しています。