まんがクロニクル

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Nice!

私がマンガを読み出したのは幼稚園の時で
今でもすごく覚えているのですが、幼稚園の先生が別冊マーガレットを見せ
「こーゆーものは絶対に読んじゃいけません!」と言うたのです。
で、マーガレットが読みたくて読みたくて堪らなくなってしまったところへ
当時、隣に住んでいたお姉さんが
「別冊マーガレット」を毎月くれるようになったのです。

それからは母と2人でマンガ雑誌を貪り読むようになりました。
何故か部屋に入らず、庭に座って一緒に漫画を読んだ記憶が残っています。
夢中すぎて家に持って入る時間が惜しかったのでしょうか?こわい

幼い私が大好きだったのは忠津陽子さんで、
この名前を出して覚えている人に巡り会えていないのですが
当時はすっごく人気のある方だったのです。
少女マンガの王道的かわゆい女の子を描く方で
一番メロメロになったのは別マの付録だったマンガ(題名失念)です。
(マンガにマンガが付録ってのがよくあったのです)

お金持ちのお嬢様が近所の孤児(黒髪ハンサム)に恋をしてしまい2人は恋仲になる。
しかし、シスコンの弟が嫉妬してハンサムに銃を向け
お嬢様がハンサムをかばって弟に撃たれ
なんやらかんやらでお嬢様は助かり、ハンサムと弟にも友情がめばえ
お嬢様とハンサムはめでたく結ばれる。

と言う、ベタベタなマンガをうっとりしながら何度も読み返していました。
お嬢様の名前は確かフローラで、黒髪ハンサムはライナスだったかな?それは弟か?
そう言えば当時のマンガの登場人物は外国人が多かった。
生徒会長は長髪で、ロンドンブーツを履いた人はみんな超絶美形だった。

その後、私のマンガ読みの歴史は別マのくらもち先生から24年組に遡って行き…

と、この後を下書きしていたら恐ろしい長文になってしまい
思い入れが強すぎるため読み返すと大層むずがゆく
恥ずかしゅうなってしもうたので今回はお蔵入りにしました。
タイトルにクロニクルとか書いたくせに中途半端でごめんなさい。
月にコミックスを100冊以上買う生活を未だに続けているのできっとそのうち...
(そんなに買うのはめっちゃたまにですよ。そして古本ですよ)

福田里香さんの「まんがキッチン」

最近、読書家(なんでもなんでも読む)の友達に薦められて
よしなが先生の「あのひととここだけのおしゃべり」を読みました。
マンガが大好きな人たちとの対談集で、すごく楽しかったのですが
中でもいちばん「この方と語りたいっ」と思ったのが料理研究家の福田里香さんでした。
(図々しくもマンガの好みがすごく近い気がしたのです)

まんがキッチン←なか見!検索を覗いてみて〜

マンガの世界をお菓子にした「まんがお菓子」本
料理の本をめくっていて目頭が熱くなったのって初めてです。
だって、私の大事にしていたマンガがこんなかわゆいおかしに〜

その食への深い造詣にとにかく感心。感動。
あそこのシーンってそうだったのー!?とコミックスを取り出しては確認作業の繰り返しです。
何回も読んだシーンがさらに深くなっていく。すごいわあぁぁ
で、おかしがすんごい可愛いんです。
作れるかどうかはおいといて、眺めているだけですごく楽しい。
そしておかしセレクトに感動。
大島先生への「苺」は苺とビスケットの交互食べを実際試した身としては懐かしさにキュン☆キュンです。

おかしと、マンガと、福田里香さんの素敵な言葉と
さらに羽海野先生とくらもち先生とよしなが先生と萩尾先生との対談。なんて豪華な〜
かわゆくて、深くて、読み応え見応えたっぷりのおかしマンガ絵本です。

投稿者: 似てない双子 投稿日時: 2008-02-06 (水) 22:05