この春に小学校に入学する二人のために、1年程前から「障害名を告知する…」という告知の方法ではなく、とっちゃんの持つ「特徴について告知する」ことを考えていました。
私達は小学校入学を機に、とっちゃんとこぼちゃんのクラスを離すつもりでした。今でも双子を同じクラスで…とはお願いするつもりはありません。
それは、引っ越しで幼稚園を転園した時、とっちゃんが不安定になり、同じクラスにいるこぼちゃんに負担がかかったからです。初めての事、初めての場所が苦手なとっちゃんは、小学校入学でも、同じ状態になるでしょう。こぼちゃんのことを考えたら、こぼちゃんに「今度もまた同じクラスに…」とは言えません。二人には、「小学校では違うクラスになるだろう」と伝えてあります。とっちゃんは、こぼちゃんとクラスが離れることが不安でたまらないようで、小学校の話しになると、不安定になります。
だから、というわけではないですが、就学相談では、とっちゃんは情緒学級を希望しました。小学校生活を、落ち着いてスタートして欲しかったからです。(まだ正式決定は出ていません。)
でも、もし、情緒学級の希望が通り、情緒学級で過ごすことになったとしたら、とっちゃんは、きっと「どうして?」って聞くと思います。とっちゃんは、知的には問題はないと言われています。今まで、みんなと同じように過ごして来たのに、「なぜ、ぼく一人だけ?」と言われた時、納得してくれる答えを用意しておきたかった。
そして、とっちゃんと自分、周りのお友達との違いを気付き始めているこぼちゃんにも、きちんと話をして、わかってほしい…という気持ちもありました。
小学校入学と同時に特徴を告知したいと支援センターさんに相談したのは、昨年の5月ごろでした。その時のアドバイスが、「告知して大丈夫なところまで成長しているか、Dr(病院の先生)に相談してみたらどうですか? 」というものでした。
さっそく、病院に予約を取り、取れた予約が12月。
(診断を受けた病院では、定期的な診察はなく、「何かあったら来てください。薬を処方します。」というような感じでした。なので、新たに告知の事を相談できる先生をさがして、新患として予約したのでした。)
そして、12月の始め、自宅から2時間ほど離れた病院に行って来ました。
今度、とっちゃんを診てくださったのは、とても優しい女性のお医者様でした。
一緒に兄弟にも告知を…と事前に話していたので、こぼちゃんも一緒に行きました。
私達の話を、とても良く聞いてくださる先生で、かなり長い時間、お話させていただきました。
二人を診た感想としては、告知については、「今すぐにでも大丈夫でしょう。ちゃんと受けとめられるくらいに育ってますよ。」とのことでした。
それから、子供の発達について、とっちゃんの持つ発達障害のことだけじゃなく、総合的な観点から、お話が聞けました。
また、告知については、どういう内容で話した方がいいのかもアドバイスしてもらいました。また、自分達だけで告知する自信がないので、一緒に告知して欲しいとお願いをしたら、まだ、知り合ってあまりたってないので、ご両親が告知したあとフォローする形なら…と、告知内容の相談で両親のみで1回、子供達と一緒に1回を、3月までの忙しい間に予約を入れてくださいました。
今までにない対応に、感動しました…。
でも、次回予約までに、告知の内容を考えて行かなければならず……
これも、とっても大変(泣)
でも、でも、準備しておかなきゃ、二人にごまかすわけにいかないもの。
次回予約は、2月初め。
告知の話す内容は…まだ、「まっ白」です…。困った!
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