記事がいつものごとくだいーぶ遅いが…。これはお彼岸の3連休の話。先週、全国に先駆けて、東京アクアラインが1000円で通行できるようになったとニュースでやっていたが、そんなことはまったく知らなくて、キャンプをすべき、だいぶ前に木更津のロッジを予約していた。なぜ木更津方面なのかと言うと、3連休でもアクアラインは絶対に混まないから。ニュースでやってたくらいだから、さすがに少し混んでいるかも知れないと警戒したが、トンネル付近で少しスピードが落ちたくらいで渋滞にはならなかった。アクアラインには途中「海ほたる」という海上のPAがあって、ここに入るには多少混んでいた。別に「海ほたる」なんて何度も行ったことあるし、わざわざ行きたくなかったんだけど、最初の目的地「東京ドイツ村」が、この「海ほたる」に寄ってパンフレットを取ると入場料がタダになるというキャンペーンをやっているから、仕方なく寄った。無事パンフをゲットして、おやつのパンを買って早々に出発。20分くらいで東京ドイツ村に到着した。しかし千葉なのに「東京ドイツ村」って…房総ドイツ村とかでよくねえか?というツッコミ好きの私にはたまらん名前のこの施設、入場料大人1200円がそのパンフでタダだっていうんだからお得じゃないの。「東京ドイツ村」の遊具広場超広い!遊具いっぱい。子供大興奮!ここの施設、めちゃくちゃ広い。どうやら、もとゴルフ場だったのではないか?と思える痕跡があちこちに。そして、場内は駐車場が点在していて、いろんな施設に車にのっていくことが出来るのが、変わっている。房総半島が見渡せる観覧車あ、ちなみに私はコレ乗ってない。パニック発症が怖いから、最近こういう空間は全部パス。右から、太郎、次郎、いとこのチー。(姉一家もドイツ村は一緒に来ていた)こんなハデシャツを着せているのは発見しやすいから(汗)先日も、双子サークルで動物園に行ったとき、次郎が迷子になって冷や汗かいたしね。場内には、ミニ動物園もあり。リスに餌あげながら、ピースするなんて、超余裕な次郎。ちなみにもう1名は怖くてリス舎に入れず、外でベソかいてた。どんだけビビリなんだよ。さて、この辺でいい時間になったから、姉一家と別れて、我々はキャンプ場に向かった。これが今回泊まった「花はなの里」キャンプ場。キャンプ場に着いたのは3時すぎくらいだったかな。今回は子連れのため、テントはやめて、ロッジ泊(1泊9000円布団2組付き)にしていたので、私達の装備はめっちゃチョロかった。余談だが、私達夫婦は、子供が生まれる前は、全国を釣りして歩くアングラー(釣り師)だった。このブログであまり書いたことはないが、佐渡島、屋久島、沖縄、栃木、富山、石川、新潟、北海道…釣りをする旅行は、ホテルに泊まったことなどなく、すべてキャンプ。しかもキャンプ場なんかじゃなくて、そこらの川原や海辺、漁港など、勝手にテントたてて泊まってた。ホテルに快適に泊まると、朝起きられないというのが主な理由だ。魚を釣りたければ、早起きするのは常識だ。朝日が昇りはじめて、しらじらとしてきた時が、魚が一番食いがたつまずめ時といい、逃しちゃいけない時間帯なのだ。だから、あえてホテルには泊まらない。魚のすぐそばに寝て、起きたら釣竿にぎって即出発。すべては魚のため。釣りバカ夫婦を地でいってたな。ああ、これ長い余談ね。↑これにくらべりゃ、今回はキャンプ場。しかもロッジ。楽勝でしょ。つーか、何持ってきゃいいわけ?くらいなチョロ装備で出かけた。まずは受付に行くと、そこにはなんだか手作りっぽいカフェになっており、コーヒーと石釜で焼いたケーキが食べられるっつーから、思わず先にケーキに食いつく。石釜で焼いたシフォンケーキうますぎ。思わず写真撮る前に一口食べちゃった。うーん、本当にこれはキャンプなのか?子供達は、私がお茶飲んでいる間に、ここの犬猫達と思う存分遊んでご満悦。いやいや、キャンプだから。さあ、ロッジ行くよ!これが、今回泊まるロッジ。6畳のフローリングにラグが引いてある。そして、階段で上るロフトが3畳くらいある。当然太郎次郎は、階段に勝手に上りロフトで大騒ぎ。何度ダメだと言っても絶対やめてくれないので、もうあきらめた。階段だけは、絶対後ろ向きで降りること!と指令を出して、私とダンナは炭火おこしと夕飯の準備。といっても、子供がいるからたいしたことできないだろうとふんでいて、メニューは肉を大人分と、焼きそば、あとはドイツ村で買ってきたウインナー。準備なんてすぐ終わっちゃった。さて、2歳児のキャンプで問題なのはトイレ。トイレはロッジの近くに比較的きれいなトイレがあり、子供もいやがりはしなかったが、やはり連れて行くこっちが面倒くさい。なので、久しぶりにオマル登場!2人一緒にオマルにおしっこさせて、トイレに捨てに行くだけだから、絶対的にこっちのほうが楽。これは必需品だわ。さて、いよいよ夕飯。炭火で焼いてご飯を食べる。普通のウインナーに、焼きそばなんだけど、子供達、いつになくバクバクおかわり。この炭火のおいしさ、外で家族で食べるおいしさをわかってもらえれば、今回は大成功。割り箸を忘れたため、その辺の木を拾って箸にしたり、木に肉を刺して焼いたり、いつもと違う光景に楽しそうにしておった。しかーし。風が強かった。1本しかない私のワンカップ大関が風で倒れてこぼれちまった〜。こんなところで、酒が飲めないなんて〜。下戸のダンナにはちっとも理解できなかったらしいが、私の落胆は大きかった。コンビニはそんなに遠くないんだけど、キャンプ場の構造上、車を出すには、テントのキャンパーに迷惑がかかりそうなのでガマンした。テレビも無い、酒も無い。1日遊んで疲れていたから、8時に子供を寝かせ(3分で寝た)ダンナと炭火の前でお茶を飲んでいたが、いい加減寒いので退散。10時には大人も寝た。さて、翌日は更に風も強く、曇っていた。朝食は炭火でドイツ村で買ったパンを焼く。この遠赤で焼いたパンがまたうまいんだよねー。チーズも少し焼いて、ベーコン、お茶で朝食終了。本当は11時にチェックアウトなんだけど、「別に今日は誰も来ないから、何時までいてもいいですから〜」とオーナーの奥さんは笑顔で言っていた。布団も2組以上は1組500円とか、暖房1000円とかHPには書いてあったが「勝手に使ってください」と言ってくれ、特に料金も取られない、ゆるーいキャンプ場なのであった。お言葉に甘えて、すぐ近くのダム湖に釣りに出かける。もう9時すぎだったので、釣れるとは思っていないが、子供達の体験のためにもと思い、竿1セット持っていざ出発。ダンナが投げて、子供にリールを巻かせるというのを何度か繰り返したが、当然何も釣れず(ブラックバスがいる湖です)私も、妊娠して以来ルアーを投げていないので、何回かやってみたが、超ヘタレになっててダンナにバカにされた。しかし、完全に無くなっていた釣り魂が、この1件で再燃。釣りて〜と言う気持ちに久しぶりになった。太郎、次郎がマトモにキャスティングが出来るようになったら、マジメに行きたいなぁ。さて、湖から戻り、片付けをすると12時。お昼は、ここのカフェで石釜で焼いたピザと釜飯が食べられるので、食べて帰ることに。もうどちらもめっちゃうまで、デザートにまた石釜シフォンケーキとチーズケーキにコーヒーまで頂いてキャンプ場を後にした。(早食いしたため写真なし)なんか、こういうオプションが付いてると、子連れはうれしいねぇ。雨が降りそうだ。石釜を庭に作りたい!とダンナが出ださないうちにとっとと帰ることにした。さて、昨日お風呂に入らず、全員炭火くさいため、日帰り入浴施設に行き全員さっぱり♪子供達の大好物「あさり」を大量に購入し、帰路についた。アクアラインを使うと、家まで40分で着いちゃうんだよねぇ。房総いいなぁ。まあ、今回は、ゆるすぎなキャンプなんだけど、私の最終目標は、太郎次郎が炭火をおこせて、魚を釣れるようになること。これは、私が求める男としての最低条件なのだ。別に勉強できなくても全然構わないから、これだけは10歳までにはクリアしてもらいたい。あと7年ちょっと。きっとあっと言う間だな。その後は、一緒にいってくれなくなるのかな(笑)翌日は、大きいあさりで作ったボンゴレをおいしそうに完食した太郎次郎。2歳でボンゴレ食うなんて生意気だけど、大好物なんだよね…。今度は潮干狩りに行くか。一緒に出来ることが増えてきて、なんだか嬉しいぞ。