「電気をつけて」

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Nice!

夏休み中のある日のこと。

夕食前のお片づけの時に、なぜか子供部屋に入れず、メソメソしているとっちゃん。

「どうしたの?」と聞くと「こわい~。」
「こわくないよ。大丈夫だよ。」と言ってもメソメソが止まらないので、
プチッと切れて「もう!そこでそうしてなさい!」と言ってしまいました。
夕食も作らないといけないし、でイライラモードだった私。
その後は、たけ父さんが対応してくれました。

何回も「どうして?」と聞いて、やっと「暗くてこわいから入れない。」と明確な返事。
たけ父さんが電気をつけてあげると、中に入っておもちゃのお片づけ。
お片づけが終わった後も、私の方を睨むように見ているとっちゃん。

ここは一つ歩み寄ろうと

「とっちゃん、怒って悪かったね。暗くて怖かったなら、暗くて怖いから電気つけてくださいって言ってくれるといいんだけど。これからは、電気をつけてくださいって言ってくれるかな?」と言うと

「いいよ。」
そして仲直りの握手。

このことがあってから、とっちゃんは、ちゃんと「電気をつけてください」って言えるようになりました。
伝えることが苦手なとっちゃんを怒ってしまい、反省の母でした。
とっちゃんが伝えたいことを引き出せるように努力したいと思います。

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投稿者: ゆっくりいこう 投稿日時: 2007-10-08 (月) 02:58