引越をして、愕然としたこと。
それは、とっちゃんのことでも、こぼちゃんのことでもなく、ましてや、たけ父さんのことでもなく…それは、私自身のこと。
もともと、忘れっぽいところはあって、家族みんなから「お母さんは、忘れっぽいなぁ。」といわれ、私も自覚あり。
それが、引越してから、自分もあきれるくらいのもの忘れが激しい。
今、使ってたばかりのペンが見あたらない。
ハサミがない、テープがない…あれがない、これがない…
いつもは、物の定位置を決めて必ずそこに戻すようにしていたので、目立たなかったことが、引越当初の混乱の中で決めるまでの間、物が行方不明だらけ…。
新しい家は、2階リビング。荷物の片付け、洗濯、掃除などの最中に、何かを取りに1階か2階に行ったのに「あれ?何だっけ?」 「今さっき、1階(2階)に行ったのに、持ってくれば良かった!」なんてこと多数。階段を行ったり来たりで、数日は筋肉痛になったほど…。
自分自身の特性に愕然としました。
その上、やらなくちゃいけないこと、忘れたらいけないことをメモするために使っていた忘れもの防止のホワイトボードも冷蔵庫の新しくしたために、置くところがない。メモ出来ない。
家族みんなの予定や、食品の賞味期限やら、やらなくちゃいけないことを書き込んでいたカレンダーも置くところがなくて、落ち着かない。
新しい場所が不安なとっちゃんだけど、今回の引越は、何回も家を見に来ていたこともあって、それほど混乱もなく馴染んでいたのに、そのかわりに、私が思いっきり混乱の中に。
とっちゃんの発達障害を勉強していくうちに、自分の忘れっぽさは、あやしいなぁ…ADD(注意欠陥障害)に近いかも…と思っていました。
この引越で、思いっきり疑いから、もしかしたら、そうかもしれない…と確信。
ちゃんと専門の病院に行ったわけではないので、あくまで自己診断ですが…。
今まで、自分の忘れっぽさがこんなに表に出てなかったのは、いつもの環境で、ちゃんと対策を取っていたから。
子供のころを思い出すと、教科書を忘れて友達に借りた覚えがあるので、それなりに忘れやすい子供だったみたいです。それでも、ものすごく怒られた覚えがないので、まあ許される範囲内だったのか、怒られたことも忘れたのか(笑)
大人になって、仕事をしていく上で、対策として覚えたのが、カレンダーに仕事の締め切りを書くこと。
やらなくちゃいけない仕事をメモして、終わったら消していくこと。
一日の仕事の始めに必ず仕事メモを確認していました。
これで一応、仕事のミスはしませんでした。仕事の内容も、忘れやすいので先輩からもらった引き継ぎノートに教えてもらったことは、次に聞かなくていいようにメモしていました。もう、なにから、なにまでメモしてました。
仕事時代のメモするクセが身に付き、自分では意識してないうちから、忘れやすい私の特性を補っていたんでしょうね。夫婦二人の時は、自分のこんな特性に気が付きませんでした。
それが、夫婦ふたりの時代とは違い、子供達もいて時間がない上に、たけ父さんのスケジュールと子供達の幼稚園のスケジュール、とっちゃんの療育のスケジュールの把握、荷物の整理、新しい幼稚園への説明等の対応、とっちゃんやこぼちゃんが新しい幼稚園に適応するように対応すること、いっぺんにたくさんのことをやらなければならない。(妻として、母として当然ですが…)
混乱しながら、なんとかやっているものの、自分への支援の大切さを痛感しました。
自分の特性を知るって大切なんだなぁ…と思います。
(とっちゃんの特性を知って、支援することにも繋がります。)
引越から2ヶ月半が過ぎ、収納も考え、使ったらしまう場所も決め、行方不明のものが出ることが減りました。(それでも、ものが行方不明になるんかいっ!←…と突っ込んでやってください。)
たけ父さん、子供達の幼稚園、とっちゃんの療育のスケジュールを書き込むカレンダーも目につくところに置き、ホワイトボードも、今の冷蔵庫にぴったりのものを新調し、メモ用紙も完備。…落ち着きました。
新しい家で快適なハズなのに、ほんと落ち着かなかったんです。辛かったです(泣)
やっと落ち着いたところで、子供達の夏休み。
子供達ものんびり、私ものんびり。嬉しいです~。
なんとか、この夏で、新しい我が家の生活のペースを作っていきたいと思ってます。
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