今日、「本当の人間には「線」が無いのに、どうしてマンガの人間には「線」があるの?」と聞いて来た悠太。
輪郭を描かない独特の絵を書く悠太。最近は、いろいろ学習して、学校で描く表向きの絵は、輪郭のある絵を書くようになったけど、自由に描かせると、輪郭を描かずに、いきなり塗り絵を塗るように色を連ね、輪郭の無い殴り書きのような絵を仕上げる。
悠太、目に見える物を、輪郭から捉えるよりも、色の連続体として、捉えているのかな、と何となく思っていた。今日の発言を聞いて、やっぱり、そうなんだろうな、、と思った。目に見える実際の物には、輪郭線は無いもんね。そこに見えるのは、色の違い、だよね。悠太、本当に、目に見えたままに描いているんだね。
悠太の発想は、オリジナル。
そして、時々、「宇宙の先はどうなってるの?」「電気を点けると何で紙の色が変わるの?」等、ドキっとするような根本原理を聞いてくる。
悠太の頭の中は、一体、どうなっているんだろう。