3年前の思い出 〜わくわく妊婦時代 7〜

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Nice!

さあ、いよいよ子供たち登場です!みなさん、準備はいいですかっ?爽やかに晴れた5月末の朝、麻酔科の先生から説明があり、いよいよ出産(帝王切開)です。母と夫に見守られ、いざ手術室へ。手術室には、先生やら看護婦さんやら、NICUからの保育器やらで大にぎわい!早速、麻酔をかけられます。実は、本っ当に臆病な私。麻酔科の先生に、「怖いから全身麻酔にしてくれ」と言ったところ、「子供に影響を及ぼすので」と却下されてしまいました。でも、「子供を取り出した後は、眠らせてあげるよ」言われ、ちょっぴりホッ。始めます、の声でカチャカチャ器具の音が聞こえ、何やらお腹をいじくる気配が!(でも麻酔が効いているので痛くない)。そんな時、教授が、「第一子、男の子。っと、間違えた」えええっ!、間違えたあ?「あー、財産争いとかある?」と聞かれ、「無いです!」と答える私。どうやら、取り出す子供の順番が違った模様。これがセイたん!でもこれは事前に説明を受けていました。基本的には下の方にいる子供から取り出しますが、状況によっては、その順番が変わることもある、と。なので、「取り出しやすいところから、出してやって下さい〜」と、お願いする私。続いて、「第2子、男の子」の声。リョウタ坊、登場〜!!これも想定済み。お腹の下にいた子たちは一卵性だったので、1人が男の子だったらもう1人も男の子。そしていよいよ、「第三子、女の子!」えっ?本当ですか?「本当に女の子?」と問うと、「はい、女の子です」と返答が。ナオ嬢の誕生の瞬間です(笑)!子供たちは、処置をしてもらった後、一人ひとり、私の枕元まで顔を見せに来てくれました。不思議だったのは、お腹から一人取り出すごとに軽くなる、ということ。痛みは全く感じないけど、引っ張る感覚とか軽くなる感覚ははっきりしていました。そして3人の無事を確認すると、私の意識は夢の中へ...。遠くで赤ちゃんの泣き声を聞きながら、約束通り眠らせてもらいました。で、次に意識が戻ったのは手術室からの帰り道。もう、母と夫が脇に付き添っていました。そして、そこから、なぜかノンストップでしゃべり出す私!もうね、口が止まらないんですよ、興奮して(笑)。同室の人がびっくりして、夫と母が「もう黙って!」と言うくらい、しゃべり続けた私...麻酔の所為でしょうか?とにかく、女の子が一人いたことがとてもうれしかったのを覚えています。 セイたん : 1008gリョウタ坊 : 1010g  ナオ嬢 : 1056g1000gギリギリのラインですが、こんな感じで子供たちは登場しました。子供たちは梅雨の間、保育器生活を送り、夏にようやくお家に来ます。が、それはまた別の機会に...。

投稿者: わくわく三つ子日記 投稿日時: 2007-06-08 (金) 22:48