2年生のエースの次の選手
二番手。
それがKO君の卓球部における立ち位置です。
この前の練習試合で団体戦があり、KO君は試合のメンバーになれず
とても悔しがってました。
今までダブルスが2年生のKO君とK・T君組だったのが
3年生のダブルスに変わり、ダブルスを組んでいたK・T君はシングルスの5番手に。
「いつも一緒に試合に出てたのに僕だけ出られなかった」と言っていました。
K・T君とは練習では、勝ったり負けたり。。。
どちらかというと負け越しているみたいですが、勝てない相手ではない。
でも試合の成績では、圧倒的にK・T君が勝ってます。
試合になると力を出せないKO君が2番手なのは、勝負の世界ではしょうがないこと。
そんなKO君に、昨日 先輩が
「お前達の代は、ダブルエースで行け!」と言ってくれたそうです。
この言葉をかけてくれた先輩も、3年生の2番手で、
ずっとエースになりたくて 頑張ってきた先輩。
先日、先輩が「結局、エースにはなれなかったな…」とつぶやいていたのを
KO君は聞いて、先輩の悔しさと無念さを想って、ため息をついていました。
先輩がくれた言葉に「僕、頑張らんとね」とKO君は言っていました。
先輩が同じ立場のKO君に、「お前は頑張れ」と自分の想いを託してくれているようで
ほろっときました。
こんなふうに言ってくれる先輩がいて
こんな言葉をかけてやろうと思う後輩としてKO君が育ってくれてよかった。
KO君、青春してます。