自分は本当は何がしたかったんだろう

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Nice!

何となく毎日の生活に追われて、年も取って疲れやすくなって

ただ毎日を過ごすのが、やっとで、ふと自分は何がしたかったんだろうって考えた。

家族みんなの話を聞いて、笑いあって、家族仲良く過ごすのが好きで

自分は家にいて、子供達が帰ってきたら話を聞いて、勉強している姿を見守って

ご飯作って、洗濯して、みんなで晩ご飯を食べて

それが一番。

KO君とTO君と一緒に暮らすのも

高校を卒業して、大学や就職で家を離れれば、後5年。

子供達の側にいて、もっといろんな話を聞きたい。

中学生男子の話は、自分の昔の頃と(中学生女子の視点と)全然違うし

そこが面白いし、楽しい。

それでも、ふと自分は何がしたかったんだろうって思う。

今更、夢がどうとか、将来こうなりたいとかじゃなく

ただ何となく過ごすんじゃなくて、心のなかのいいなと思えることを

いっぱい見つけるようにしたら、もっとゆとりもあって豊かになれるんじゃないかって

思ったりする。

自分のいいな、好きだな、って思うことを見つけていけたらいいなと思う。

しばらく聴いてなかった好きだった曲を聴いてみた。

すごく好きだった歌声が、やっぱり好きだと思った。

ちょっと儚げで切なくなる歌声。

テレビでスポーツ観戦していて

「うわぁ…!」ってなるプレーを見るとワクワクする。

世界のトップで戦うアスリートじゃなくても

身近な自分の息子たちが出る試合もワクワクする。

その分 がっかり度も半端ないけれど、彼らの応援をもっと上手にしたい。

彼らが、もっともっとヤル気をもって頑張ってくれるように。

空を見上げるのも好きだった。

青い空と形が変わっていく雲。

ずっと昔の人も空を見上げていたのかなぁ…なんて考えたりしてた。

きれいな夕焼けが好き。

KO君とTO君と共通の話題、好きなアニメや漫画の話。

都会のお話より、自分が育ったような田舎の田んぼが出てくるような青春ストーリーや

情景が目に浮かぶような、少し懐かしいような優しいストーリーが好き

青春の熱い想いに涙がにじんだり、ほわっと優しい気持ちになって癒されるのが好き。

料理が苦手の母さんのご飯を「美味しいよ」って

食べてくれるKO君とTO君の笑顔。

「母さん、聞いて!」って毎日、たくさん2人が話をしてくれること。

小さなことだけど、いいなって思うこと、好きだなって思うことを

いっぱい集めたら

何かにこだわって辛かったり、悲しかったり、頑張れなかったりしないで

幸せになれそうな気がする。

夢は遠い彼方だけど、そんな今の自分が好きなことを切り取って

ここに残せていけたらいいな、と思う。

小さな幸せを集めていけたらいいな。

投稿者: ゆっくりいこう 投稿日時: 2015-05-21 (木) 14:43