今年もこの日がやってきましたね。まず、3年前の東日本大震災で被害に遭われた方に心から哀悼の意を表します。正直、この日のことを書くことが、ずっと怖くて出来ませんでした。あの直後、このブログを再開しようと思っていたのに、どうしても何も書けなかった。別に私は他の人と違う体験をしていたわけではないのだけれど。他の多くの人と同じように、あの日、東京で地震に遭い、ニュースから流れる映像に目を奪われ虚無感で全身がだるくなるような日々が続いていたのを思い出します。あの日から、大きく自分の中で何かが変わりました。きっと、日本人みんなが同じだと思う。でも、3年経って、あれ以前と何か実際に変わったか、変えられたか、と自分に問いかけてみると正直、胸をはれない自分もいる。あれから、もう3年。でも、まだ3年。まだまだ辛い思いをしている人が沢山いる。今、自分に出来ることは何か、もう一度きちんと考えてみたいと改めて思いました。この写真は震災後、1ヶ月程パリに滞在した時に撮ったものです。あの時、遠く離れたパリで、何か自分に出来ることはないかと模索し、姉と二人で、パリに住んでいるご家族やアーティストの方々に声をかけて一冊の本を作りました。パリのこどもたちからの被災地へのエール。胸の前で作った小さなハートの形は、パリのこども達から被災地の子ども達への思い。本の中の写真も、イラストも、作品も「みんなのことを、ここパリからも祈ってるよ」という皆の気持ちがこもっています。この本は今でもパリのイベントで売られています。そして、買ってくださった方々のサインとメッセージを添えて被災地のこどもたちに送られているそうです。小さな小さな活動だけれども、海の向こうのフランスの人たちも、今なお日本の震災を忘れずにいてくれています。日本にいる私たちも、きっとまだまだ出来ることはあるはず。こどもたちが大人になった時に、「この国に生まれてよかった」と思ってもらえる国を作らないといけないですよね。そんなことを思った3.11でした。また新たな一年のはじまりですね。只今、絶賛ランキングに参加中。応援してくださるかた、ぽちっとしてください。ありがと~。 ↓子育てスタイルに参加中♪