夏休みに入りました。今年は、希望者には個人面談があって、KO君とTO君を同じ日にしてもらって、たけ父さんと一緒に、KO君の担任の先生とTO君の担任の先生に お話しを聞いて来ました。忘れないうちに覚え書きを書いておきます。
KO君は、算数、社会、理科の成績は申し分なく、国語の読み取りが少し早とちりしてしまって、ちゃんと最後まで読んでないところがあるけれどでも、それでも成績は良い方だと、親にとっては嬉しいお話しばかりでした。
伸ばす部分としては、発表が少ないこと、本当は分かっているだろうのにその分かっていることを表現出来てないのが、もったいない…。仕事を頼めば、きちんとやってくれるし、もっと発言出来れば申し分ないクラスのお友達もみんなKO君のことは認めているからと、そんな感じのお話でした。それからKO君が負けず嫌いだということも見抜いておられて、KO君のそういう面からも、もっと出来ると見てくださっているのかなぁと思いました。
KO君は、争い事は好まず、ケンカがあったら必ず仲裁に入るようなところがあって穏やかな性格だと言われることが多くて、確かにそうではあるんですが、本当は負けず嫌いで、頼まれれば班長とか学校のクラブ活動の部長をすることも嫌がらずに引き受けるし、本当はそういうのが好きなんじゃないの?って思うときもあります。だから、その発表する力、自分の意見を表現する力が伸びたら、すごくいいだろうなぁと思います。でも、KO君の性格から言えば、そこを伸ばすのは、また難しいんだろうな、とも思います。親としては、先生と同じで、その部分が伸びてほしいのですが、ゆっくり時間をかけて、KO君自身が気が付いて頑張ろうと思った時が、伸びる時なのかなと思うので、そこは見守っていこうと思います。
TO君は、勉強も意欲的に頑張っているみたいで、担任の先生がTO君のことを頑張ってるって認めていただいている感じが分かって、嬉しかったです。学校生活の中で困った時に、ずいぶんお友達が優しい声かけをしてくれているみたいで(「大丈夫だよ。」「一緒に○○しよう。」等)優しいお友達の中で過ごせて、本当に良かったと思いました。TO君は、どうしても成長が早いみんなを追いかけていくことになることが多いからこうして助けてもらうことも多いと思います。その中で、助けてもらったら、みんなの優しい気持ちをちゃんと感じられる人になってほしいと思いました。そして、誰か困った人がいたら、自分の出来る範囲で助けてあげられる人になってほしい。優しさをちゃんと分かる人になってもらうためにも、家庭でも、もっと優しくできたらなぁ…と思いました。「こら!」「なんでこうなった?」みたいな失敗に、ついつい、時間がなくて叱ってしまったりしてる自分を反省しました。TO君には、ちょっと(いや、かなりかも?)天然で、ほわっとした感じのまま人の優しさを分かる人になってほしいです。そのためには、もう少し家でも「大丈夫だよ。」って言ってあげられたらと思いました。
こうして担任の先生方に、ゆっくりと子供達の学校生活のお話しを聞けて本当に良かったです。特にKO君の話をゆっくり聞くことはあまりないのでとても良かったです。1学期の終わりにあったTO君のケース会議は、ここしばらくなかった「なごやかなケース会議」になりました。ずっと希望していたTO君が元々支援を受けている支援機関の先生方をケース会議に呼ぶということは、今回のケース会議では、叶いませんでしたが次回は、叶えてもらえそうなので、次回のケース会議に期待しようと思います。夏休みも最初の1週間が過ぎました。毎年、長いようで終わってみれば、あっという間の夏休み。KO君、TO君が有意義に過ごせるように、見守りたいです。