こんにちは。『だんだん』の撮影、順調に頑張っていますよー☆この週末には、京都で都をどりのシーンの撮影がありました。都をどりと言えば、祇園の"春"を象徴する舞の会。しかし、今は7月。夏。特に最近は猛暑日が続き、この日の最高気温は36℃。そう、舞妓さんの私には、この暑さは強敵なのですっ(;_;)ウルウル分厚くて重いお着物に、頭にはお花畑のようなかんざし。可愛いけど、可愛いけど…ちょっと暑いの。泣照らされる日差しとムシムシした暑さに耐え、顔に汗が流れないよう頑張る私。合間にいただける、この小さなお友達だけが私の味方でした。↓
ミニ扇風機さん。この子が結構いい仕事してくれるのです。ありがとう。後ろのスタッフさんも暑そうでしょ。笑しかーし!!夏のロケには、「暑さ」のみならず、ついには撮影全体に大きな被害を及ぼす、思わぬ"強敵"が存在したのです!それは…セミ。
もう7月も半ば。外ではセミがミンミン鳴いています。しかし、ドラマの設定は、桜が満開の春。セミちゃんの「ミーンミーン」のバックコーラスは音響的に絶対NG×。焦るスタッフ。そんな中、無言で歩き出したのは、音声担当のKさん。Kさんは、セミがいるであろう木の下に立つと、なんと、物干し竿でトントンと叩き始めた!なんて原始的な。( ̄Д ̄)笑
後ろの大木が、セミのすみかのひとつ。"こりゃ無駄やわぁ。"と誰もが思った次の瞬間、「次、本番!」の掛け声と同時に、セミたちが一斉に鳴きやんだのです!ブラボー(*∀*)そして、人は彼を称えてこう呼んだのです。「伝説のセミ師」。憧れちゃうよね。笑
その後、セミが鳴きだすと、「セミ師」が木に近寄るだけでセミがおとなしくなるという驚異的な達人技も披露し、一躍ヒーローに…☆こうして、予定していた撮影が無事終了し、戻ってきたKさんの姿は、なんとも勇ましく見えました。笑これからの長い撮影期間、また襲いかかるあらゆる強敵にスタッフ、キャスト力を合わせて立ち向かっていきたいと思います。(^ー^*)/ えいえいおー。
ロケ終わり、京都の町の夕景。やわらかい夕日が「お疲れ様」と迎えてくれました。昼間はとっても暑い京都だけど、夜は涼しくて気持ちいい。オレンジの街灯があったかい印象です。●マナ空
大阪のNHKから。青・黄・赤とはっきりとグラデーションになっていて、魅惑的な空です。シルエットで大阪の町並みが見えます。BKはエレベーターホールがガラス張りになっているので、空を見るには最高です。