昨日のこと。
修了式から1番に戻ってきたのは陸。
コタツで陸と一緒に、陸の通知表を見ていた私。
へぇ~体育全部◎だったんだね~♪
(うちの学校の3年生は教科ごといくつかに課題が分かれて◎○△という三段階なのです)
(ちなみに体育は4つ課題がある)
と楽しそうに話ししてると
帰ってきた空が後ろから、陸の通知表を覗いてて
「陸、体育全部◎・・・?俺、体育2個しか◎ない・・・」
急にワーワー泣き始め、子供部屋へ走って逃げたんです。
で、私がどうした?って空のところへ行くと
「来ないで!来ないで!!!」と通知表を握り締めて
1人泣いてる・・・
聞けば
陸に負けたことが悔しい
だとか・・・
陸と海と空は、三人とも成績のほうは特に違いもなく
得意分野とかはそれぞれありますが
誰かが特別、優れてるわけでもなく、本当に三人同じような感じです。
でも、担任によって評価の仕方に差があるように思えます。
なので、陸が今回◎が1番多く、次に海、最後が空。
空は、そのことに納得しなくて悔しくてずっと泣いてました。
親から見れば、一緒なんだけどなぁ・・・
で、夕方、サッカーの練習に行って・・・
迎えに行った後。
今度は海がワンワン泣いてました。
理由を聞くと・・・
今日はコーチがAコートとBコートに分けてトレーニングしたそうです。
で、そのメンバーがAには上手な子たちが行って
Bはそれ以外だったらしく
我が家ではAに空、Bに陸と海。
つまり、海はAに行きたかったけど、そのメンバーに選ばれなかったこと。
理由を聞くと
空に負けたことが悔しい
だそうです・・・
兄弟の中でサッカーは自分が一番だと思っていたようです。
でも、現実、コーチに選んでもらえなかった・・・
空に負けた・・・
こんなに僕は一生懸命してるのに・・・
これをずっとずっと繰り返して泣いて泣いて泣いて泣いて
お風呂の中でもずっと泣いて泣いて泣いて
じゃ、友達のCくんだったらどうだった?
と聞くと、
それは悔しくない。
空だから悔しい。
空に抜かされたことが悔しい。
と。
これは普通の兄弟関係にはない
多胎児兄弟の感情なのか・・・?
赤ちゃんの時から常にライバル。
ミルクを競い、親の抱っこを競い、
おやつを競い、ご飯を競い、おかずを競い、味噌汁を競い
成績を競い、選抜メンバーを競い・・・・
もう四年生になるというのに
兄弟に負けたとビービーないてー
ったくもうー
たぶん、彼らの中には彼らしかわからない関係とか
ライバル心とか絆とか色々あるんだろうね。
そんなに言葉にならないくらい
泣かなくてもいいのになぁ・・・
悔しさってなんだろ・・・?
私、子供の時にそういう気持ちになったことないから
あんまりわからないんだけど・・・
3人が共通していう言葉は
兄弟にはどうしても負けたくない
私が彼たちに昨晩言った言葉は
そんなに悔しくて涙が出るならば、抜かせるように頑張るしかないね!
春休み1日目の今朝
まだみんな布団の中で眠っている時間
海、朝6時20分起床
お母さん・・・ぼく・・・これからサッカーの練習行ってくる!
涙が出るほど悔しいだけあって根性あるね。
よい結果に繋がることを願ってます。
これは多胎児特優の感情なのか・・・?
ただ、うちの子たちが負けず嫌いだけなのか・・・?
負けて悔しい相手は兄弟のみだけです。
いつまでこの感情はあるのか?
中学・高校でもあるのか?
大人になり、この文章を読み返すと
へぇーこういう時期もあったなぁーって
懐かしいだろうな~