我が家の「のはらうた」

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Nice!

「のはらうた」って、ご存知ですか?野原に住む生き物たちが主人公の詩が集まった、工藤直子さんのとても素敵な詩集です。小学3年生の双子は、「擬人法で詩を作ろう」という国語の授業で、この「のはらうた」を勉強しました。「のはらうた」の詩を真似して、オリジナルの詩を作り、絵本に仕上げることにも挑戦しました。ちょうちょが作者だったり、とんぼが作者だったり、どんぐりが作者だったり・・・様々な生き物の視点で、詩を作っていましたよ。その中から、私が特に気に入った詩がありますので、こっそりご紹介させていただきます。本人から掲載許可は取りましたが、「名前は出しちゃダメ!」と言われていますので、ご了承を。詩のタイトルは「がまん」作者は「ねこみけこ」本文です。「おてんとさまがあたまのうえにくるときわたしはいつもののはらへとねむたいきもちをがまんしてゆったりまったりあるいてく」作者の「ねこみけこ」さんのプロフィールが詩集の最後に書かれていましたが、「ねんれい68さい、しゅみはおさんぽとお昼ね」だそうです。「のはらうた」で「がまん」という言葉が違和感ありありで、それが妙に気に入ってしまいました。あとで聞いたところ「とっても小さい頃、パパとお散歩に行って、帰りにとってもねむたくなって、それでもがまんして歩いたことがあるから、そんな気持ちを書いたんだ」そうです。そういえば、まだ幼稚園に入園する前に、よく3人で散歩に出かけ、帰りは立ったまま、寝ていることがあったとか。(パパ談)今はもう、遠い思い出です。

投稿者: f双子日記 投稿日時: 2009-11-25 (水) 08:21