わが子たち、外に出ると皆すごく良い子だと言われます。愛想が良い、そして聞き分けが良いからみたいです。でもこの聞き分けの良さは物分りが良いからというより、欲がないというか欲を発揮する場を知らなかったから。最近ようやく分かってきたようでなかなか手強くなってきました。ショウが1歳の頃エスカレーター事故を起こした事があるので全員で手を繋いで歩くのがまず基本となっています。そして子供がしっぽ振って喜びそうな場所はなるべく立ち寄らないように、寄り道しないようにしています。おもちゃ等を欲しがった時でも保護者が私だけの時はどんなに安いものでも買いません。「お母さんの持っているお金はお父さんから預かった生活費だから遊びには使えません」と言ってあります。だから私に欲しいとごねることはめったにありません。ガチャガチャ等やりたい時はお父さんの休みの日にお父さんに頼みます。最近お父さんの休みの日がとても楽しみになっている子供たちです。普段買い物に子供は連れて行かないんですが昨日はどうしても翌日までに縄跳びが必要だと催促されて夕方に全員で100円ショップへ。100円ショップって色々な物が売っているので子供たち大喜びでした。最後のほうでレジの側で虫かごを見つけた双子。もう欲しくて欲しくて堪らなかった様子。でも我が家には1つ虫かごがあるので却下しました。ごねる双子に説得を続け少ししたところでケイが「今あるものを大事にしなくちゃね」と納得してくれました。が、ショウは逆に大泣き。最近ショウが手ごわいんですよねぇ・・・・。時間をかけて説得して泣き止ませた所で双子とパパは車へ戻り、私とハルで軽く買いだしに。少しレジが混んでいて10分くらいかかって車に戻るとまたショウが泣いてる。今度は何が原因で泣いてるの?と聞いてみれば「得意の思い出し泣きだよ」とパパとケイ。虫かごを買ってもらえなかった哀しみが蘇えってきたらしいです。100円の虫かご、買い与えるのは簡単ですけど・・・今あるものを大切に使う事やそういう些細なことを我慢することも覚えてもらわなくちゃいけませんから。ある程度ショウの反応が分かっていてやった事とは言え、こちらもだいぶ疲れました。不思議なんですが最初に泣いた時よりも思い出し泣きしてる時の方が泣き止むまでに時間がかかります。何ででしょうね?ハルはとにかく物を必要以上に欲しがらない子で。おもちゃも服も私たち親やおばあちゃん達が聞いてもいつも「いらない」と答えていた子なのでショウの反応はある意味とても新鮮です。いえ、疲れますけどね。駄々をこねるとかってありがちな、大抵の子が通る道ですよね。最近ショウの相手をしていると、これが育児よね〜なんて自分が育児をしているという実感が湧きます。とは言えもうすぐお兄ちゃんになるのにこれで大丈夫かなぁ・・・?という不安もありますけどね。