次郎の言葉の進化過程が非常に面白い。人間ってこうやって言葉を覚えていくのだね〜。「これは赤で、これは青」「こっちはおっきい、こっちはちっちゃい」「おかあさんボクねー」「いまねー、これねー、」「ねえねえ、これ食べる」そんな感じ。ちなみに「ボク」は急に言い出したんだけど、これは誰が教えたのか全くなぞ。ダンナはボクなんて言わないし、保育園でも次郎しか言わないんだそうだ。「ボクねー」とか「ボクも〜」と言うけれど、その先は無い事が多い。そういう話し始めをすると、おしゃべりしている気分になるってことか?このおしゃべりさ加減、まさにダンナ一族の血!次郎って、私に似ているところがほとんどない。顔も性格もダンナにそっくりだと、妊娠中の超音波を見ている時から思っていた(マジ話)次郎は、お腹の上のほうにいて、心音モニターを取る時にいつもいなくなる自由なやつだった。本気でいなくなって、1日がかりで助産師さんが入れ替わり立ち代り捜索してくれたこともあった。一方の太郎はお腹の下部にいて、いつも同じ位置、いなくなることは一度もなかった。太郎は、私に似ている…。顔も、私の子供の頃になかなか似ているし、不器用でおとなしいところなんかも、自分の子供の頃を彷彿させる。(私を知っている人、えーとか言わないように!)しかも、最近次郎は空気が読める。下手な大人よりもよっぽど読める。私とダンナが言い合い(つーかケンカ)を始めると、「ぼくねー」「ねえねえ」「おちゃー、おちゃー」などと言って、話題をそらす場面も見られる。しかし、母が双子の悪行にむかつき始めた空気も読んでしまうため、怒られる前に逃げ出したりも出来るようになってしまった。いやー、こいつは要領がいい。双子なのに、こうも違うか。逃げ遅れた太郎だけが、いつも起こられてソンをしている。わかっているなら、私も怒らなきゃいいんだけどね…。言葉がしゃべれる=観察力がするどいってことなのかもしれない。あれ?それは、O型のダンナには全く無い能力。観察力がするどいのは、まさに私だ。こんなところが似てたんだ。次郎…。。