shouも小学校に入り、何か習い事をさせたいと思っていたこの数ヶ月。とりあえず英会話とお習字はさせているけれど、やっぱりスポーツ系もさせてあげたいなあ。と、いくつか、近所のスポーツクラブを見に行ったけれど、平日はまず無理だし、土日も中途半端な時間だと困るし、スクールバスがあっても、まだ一人で通わせるのは不安だし・・・なかなか決められないでいました。そうした頃、町内の子供会のドッジボールの練習が始まりました。たまたま、同じマンションに子供会の役員の方がいて、いつも遊んでいるお友達も参加することになり、shouが初めて自分から、「ドッジボールやりたい!」と言い出しました。子供会なので、当番があったり、練習時間もまちまちだったり、面倒な感じで避けていたのですが、それでも、息子がものすごくやる気を見せたこと、親が連れて行かなくても、留守家庭からそのまま練習に参加できること、など、意外と参加しやすいことがわかり、思い切って、参加させてみることにしました。そして1ヶ月、毎回の練習をとても楽しみにし、私もドッジボールのメンバーを通して、他のお母さんとも交流ができるようになって、こういうのもいいかな、って思うようになったのです。そして、いよいよ大会当日。早朝に集合し、開催場所である小学校の体育館へ移動。全9チームが、まずは区大会へ出場するために対戦します。いや〜、なめてました、ドッジボール。ものすごい、本格的でした・・・私が小学校の昼休みにイヤイヤやってたのとは全く違う。シンプルなルールなんだけれど、見てるとほんとに目が離せない。とにかく見てるだけですごく面白い。当然shouはまだ試合には出られないんだけれど、実は去年の優勝チームだったみたいで、もうコーチや監督の気合の入りようといったらすごい。(ほとんど練習は見て無かったから、知らなかった・・・)ちなみにメンバーの中に、うちに良く遊びに来る3年生のHくんがいました。そのHくん、挨拶も下手だし、ぶっきらぼうだし、なんだこいつ、と思っていたけれど、とにかくうまい。速いボールをバシっと取って、力強くそのボールを投げるその姿がかっこよすぎ。スポーツに真剣に打ち込む男子、いい、いいねえ。普段があんなだけに、そのギャップがまたたまりません。結局、優勝はできなかったんだけれど、shouにとってはなかなか良い経験になったのではないかと思います。そしてその後、反省会兼打ち上げがあり、役員さんやコーチの話を聞くことができたのですが・・・皆さん、熱い、熱すぎる。たかが町内のドッジボールですよ。でも、でもね。この1ヵ月半の練習に、本当に打ち込んでいたんだなあ、子供たちと一緒になって、一つの目標に向かって、家事もほったらかしで夢中になって取り組んでたんだなあって、その熱意がすごくすごく伝わってきました。もう感極まって泣いてるんだもん。40にも50にもなって、こんなに素晴らしい経験ができるなんて、なかなか無いと思う。ちょっとうらやましいくらいでした。とにかく、良かったです。参加させて。新しい世界を見せてもらったって感じ。来年もぜひ参加させたい。そしてもっと運営のお手伝いもしたいと思う。私ももうちょっと体育会系だったら、コーチとかやってみたいところだけれど、何せ筋金入りの運痴なのでね・・・(涙)ただね、ドッジボールって、基本的に、少女ドッジボールなんだよね。男子が大会に参加できるのは三年生まで・・・Hくんも三年生だったので、今回までなんだよねえ。残念でございます。shouもあと残り2年で、Hくんみたいに上手になれるかなあ。