ゆるすということ つづき

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Nice!

昨日の記事を読むとゆうはいったいどんな困らせることをお母さんにしているのか?どんな風にそだったのかどんな親にそだてられたのかなんていうふうにご心配なさってくださっている方もいるかもしれません。ごめんなさい。ゆうの名誉のためにも、彼は今の時点で、決して何か問題を持った子供ではありません。ちゃんと自分の考えを持っているししんのように人に流される心配は余りない。お友達もたくさんいて、「仲間」って呼べる存在もあり、学校でも活発に活動しています。本が大好きで、それは本当に私には尊敬に値することで、それだけは母にほめられるので、自分でも得意としていて、彼のワールドは私にはないもので、大きな可能性を持っているんじゃないか?と親ばかな期待も持っています。それに対して、しんは、とにかく反応がいい。朝から元気に挨拶してくれて、私にとっては育てやすかった。元気があるし、誰とでも友達になれてとにかく世の中にでても、大物にはならなくとも、何とかやっていくだろう、と安心してみていられる。それでも、小心者ですし、人に流されやすいので、悪い影響も受けやすいので、心配はあります。今回の「愛の法則」と言う本を読んで、私が一番納得したのは、「ゆるす」ということ「こうでなければいけない」と言う思いが強ければ強いほど、そこに葛藤があって・・・自分の枠でとらわれてはいけないし、いろんな人がいるしと表面上はわかっていても自分の感情が受け入れない。なぜうまくできないのか、と自分を責めて親の姿としても、「こうでなければいけない」と言う形にとらわれる。誰でも理想像は持っていると思うし、こうあるべきと信じて子供を育てていると思う。決して子供に悪影響を与えようとはしていないし、いつも子供の幸せを願っている。だけど、子供を育てていくと言うことは本当に苦労もあって、病気をすれば心配をするし、勉強をしなければ、世の中に出てから苦労するんじゃないかとか、弱音をはけば、こんなことでこの先生きていけるのか、とか、いろんな心配が出てきて、なんとか苦労をしないようにと、あれこれ手をかけ声をかける。思いが子供に伝わらなければ、そこでムキになり「正しい」と思うことを押し付ける。あ、これは私の場合ですけど・・で、ムキになっているうちに、本来伝えたいこととはそれて「嫌なこと」を言ってしまったりしている。あ、これも私のことね(^_^;)こうでなければということをすこし「ゆるす」ことで、楽になることがある。と言うことを伝えたかったのです。このブログでも「ありのままをうけいれる」なんてことを書いたことがあるように思うのですけど、そういうことなんですね。ありのままを受け入れたくても、自分の感情が受け入れられないことがある。そんな自分をゆるし、少し解放され、相手をゆるしていく。そうしているうちに、自分の気持ちも落ち着いて、本当に「見守る」ことができる。気がしました。「見守る」って本当に簡単じゃないと思う。剣道をしている子供をみて、何で声を出さないの!!とかね(^_^;)やってみたら、声を出すのは難しいってわかるよ(^_^;)話がそれました。頭でいろんなあるべきすがた(子供を比べはいけないとかね)はわかっていても、やっぱり私は双子を比べて育ててきた。それで、ゆうだけじゃなくしんも傷ついたことは何度もあったと思う。自分自身もゆるされて、(まずは自分が自分をゆるすということ、子供が私をゆるしてくれるかは別ですが)二人の「それぞれ」をそのまま受け入れ、自分自身も素直になれる気がしてきた。これからも、本当の意味で、二人を見守っていきたいと思う。ご心配かけてごめんなさい。ちゃんと前に向かっています。どんなことも受け入れようと、少し考えが変わってきている気がしています。

投稿者: 双子育て戦いと感謝 投稿日時: 2008-05-29 (木) 20:33