いつか きっと…

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Nice!

TO君とKO君の小学校は、集団登校。でも、TO君は、KO君や近所のお兄さんたちとだけでは、登校できません。たぶん無理だろうと予想していたので、前もって小学校にも、近所の方にも、同じ登校班のお兄さん達にも「慣れるまで付いていきます。」とお願いしていました。毎朝、TO君と私は仲良く手をつないで、登校しています。人の多いところが苦手なTO君は、児童玄関が少しでも混雑すると固まって入れなくなります。仕方なく、玄関脇で人並みが過ぎるのを待って、学校の中へ…。入学してしばらくは、玄関で、「タッチ、ばいばい~。」って離れられていたけど、ちょっと慣れて来た頃から、玄関では離れられなくなってしまいました。最初の緊張が解けて、ストレスをストレスと感じられるようになったみたいです。TO君は、一日の授業の全部を、情緒学級の先生と一緒に、交流学級で過ごしています。朝、登校して、すぐに交流学級の教室に行くようになっていました。情緒学級の担任の先生も、朝、必ず迎えに出て下さっています。それでも、私と玄関では離れられず、付き添いが教室の前までになり、ついには疲れやストレスで、「教室の中まで一緒に来て…」と言うようになりました。G・W前の1週間、ずっとそんな調子でした。このままでは、TO君のために良くないと、朝、情緒学級の教室を使わせてもらい、交流学級に行く前に、気持ちを落ち着かせるようにさせてもらいました。情緒学級の教室に、大好きな恐竜の図鑑を置かせてもらって、毎日、ちょっとだけ(約10分)図鑑を見て、気持ちを落ち着かせてから、交流学級の教室に行きます。そして、教室の前で私と「タッチ、バイバイ。」やっと、朝のスケジュールが上手く回ってきました。朝の情緒学級が定着してから、安心したのか、少し混雑した玄関も入って行けるようになりました。気持ちってすごいです。情緒学級で過ごす たった10分間が、朝のTO君を支えています。新しいことがダメで、いつもと違うことが苦手。新しい場所、新しい環境は不安。新しいお友達、初めての授業。双子の兄弟のKO君とは別々のクラス…今、おきていることは、全部、予想していたことだけどみんなと同じように、何も苦もなく出来ることが、こんなにすごいことだったなんて、思いませんでした。普通に、みんなと一緒に、小学校に慣れていくKO君。不安で、不安で、ゆっくりとしか慣れていけないTO君。分かっていたことなのに…間近で見ていると、少し辛いです。一番、大変なのは、TO君だと分かってはいるけど母も少し落ち込みます。TO君のために強くあろうと思うけれど思うようには、強くなれないです。弱い自分をどうすることも出来ず…。ただただ、母親も環境に慣れることが一番なのかもしれません。TO君のストレス発散と体を動かして感覚統合とまではいかないけれど、少しは良いかもしれないと、学校から一緒に帰って、宿題をしてから、自転車の練習とおもちゃのバトミントンで遊んでいます。もちろんKO君も、外で遊べて大喜び。彼のストレス解消にもなっています。私は…私も、ストレス解消しないと、どうかあるので下手なピアノを弾いています。とっても下手なんだけど、音符を追ってメロディを弾くとき何も考えなくていい。それが心地よくて…。ピアノの音にも癒されるし…あとは、大好きな「コブクロ」の曲を聴く。「コブクロ」のライブのDVDを見る…「コブクロ」の歌も好きだし、彼らのMCは、すごくおもしろいです。笑えます。そんな感じで、TO君とKO君、私のストレスを解消して、頑張っていこうと思っています。いつか きっと、幼稚園の最後の頃の「もう少しでお別れ」のように、TO君が しっかり前を向いて、教室に一目散に行けるようになることを信じて………。↑ランキングに参加しています。ポチッと応援のクリックをしていただけたら、うれしいです^^