伝えること(2)ケース会

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Nice!

とっちゃんのことを伝えることで、一番緊張したのが、小学校とのケース会でした。朝から緊張してドキドキだったので、大好きな コブクロの「YELL」を聞いて、自分自身を励まして行ってきました。2月下旬のことでした。今回のケース会の出席者は、小学校から校長先生、教頭先生、情緒学級の担任の先生。それから、支援していただいてる発達障害者支援センターからコーディネーター、心理、支援相談員の3人の方。このケース会をコーディネートしていただいた特別支援教育コーディネーターの先生、教育委員会の就学担当の方に、私たち両親の10人でした。流れとしては、とっちゃんの状態やとっちゃんの特徴を私が話す「保護者の話」小学校の情緒学級の担任の先生から「小学校の状況説明」支援者からとして発達障害者支援センターから「将来を見据えた支援について」具体的な話として入学までの確認事項「入学式に向けての準備」保護者の挨拶として、たけ父さんの挨拶小学校校長からの挨拶…でした。私が担当した、とっちゃんの状態やとっちゃんの特徴についての話は、準備した「サポートブック」と「今までの実際の支援の実践報告」の資料を基にお話しました。緊張して最初は声が小さくうわずり震えてしまいました。それが、話が進むにつれて、だんだん大きくなったそうです…(たけ父さん談)。声は日頃から大きい方なので(笑)校長先生も教頭先生も情緒学級の先生も、サポートブックにアンダーラインを引いたり、メモをとりながら真剣に聞いていただきました。どんな「サポートブック」を作ったのか、どんな「支援の実践報告」だったのかは、長くなってしまうの、また別記事として書きたいと思います。情緒学級の担任の先生からの「小学校の状況説明」は、在籍の生徒さんが6年生と、とっちゃんとは年が離れていることもあり、私がとってきた支援を認めてくださった上で、担任の先生がとってきた方法の説明がありました。そして発達障害者支援センターから「将来を見据えた支援について」でとっちゃんの支援について「○○君(とっちゃんのこと)の場合は、能力的には、1年生のうちは、通常学級でもやっていけます。しかし、今まで就学前から関わって来たケースでいうと、能力が高いからと通常学級に在籍して、2年、3年になってくると難しくなっていく。問題が大きくなってしまってから情緒学級に入ることになると、自己肯定感の喪失のあり、難しい。」「小学校に入学にあたって、小学校側には、6年間の長期の見通しを立ててもらいたい。4年生までは情緒学級に在籍でも、早ければ5年生、6年生の段階では通常学級に戻れるように指導して欲しい。そして中学校では、通常学級で行けるようにしたいですね。」…というお話をしていただきました。この話を聞いて、とっちゃんの場合、情緒学級の選択をして良かったんだと正直、背中を押された気がしました。「大丈夫。6年間の見通しを立てて、頑張っていこう。」と言われた気がしました。嬉しかったです。あやふやだった目標をハッキリしていただいた気がします。そして、たけ父さんの挨拶。親の気持ちを熱く語ってくれました。涙もろいたけ父さんは、ときどきつまりながらの挨拶でした。きっと、たけ父さんの想い、伝わったと思います。ありがとう。(たけ父さんの挨拶は、たけ父さんのブログにUPされています。コチラです。)最後に校長先生から、「サポートブックに、TO君は“おもしろいことをして人を笑わせたり、明るい面がある”とあります。人としてとても大切なことで、良いことですね。」と、コメントしていただきました。校長先生自ら、このケース会に出会していただき、小学校のとっちゃんを受け入れる姿勢を見せていただいた気がしました。ありがとうございました。校長先生をはじめ教頭先生、情緒学級の担任の先生、また、支援していただいている発達障害者支援センターの方々、特別支援教育コーディネーターの先生、教育委員会の就学担当の方、たくさんの方々に、お忙しい中、このケース会に集まっていただき、本当に感謝しています。ありがこうございました。また、特別支援教育コーディネーターの先生には、このケース会をコーディネートしていただきました。お陰様で、とっちゃんのことを説明することに集中することができました。本当に助かりました。ありがとうごさいました。このケース会が無事、良い雰囲気で終わったことで、少し安心しました。やっと小学校のスタートラインに立ちました。↑ランキングに参加しています。ポチッと応援のクリックをしていただけたら、うれしいです^^