4月になってすぐ、双子にこう言いました。「まだ春休みだけど、さーちゃんもまーちゃんももう2年生になりました。」突然、こう言われてキョトンとする二人。「2年生になったら、おうちのお手伝いを毎日やってもらいます。」「何をやるの?」「マーヤ、お料理したい」「毎日、洗濯物をたたんで片付けてもらいます。」「えー?」「サーヤがたたんで、マーヤが片付けるの?」「どちらが何を担当するのかは、二人で決めてください。どんなにしんどくても、遅く帰ってきても、毎日必ずやってください。」「サーヤとマーヤが一緒にインフルエンザになっても?」(^^;)わたしゃ、鬼じゃないよ。「一緒にインフルエンザになることはありません。一人が病気の時はもう一人が全部やってください。2年生のさーちゃん、まーちゃん、やってくれますか?」「はーい!」「やりまーす!」その日から今のところ毎日(まだ半月にもなりませんが)、私が帰宅すると、洗濯物がタンスの引き出しの中に片付けられています。「ありがとう」と書かれたスタンプを買ってきて、洗濯物をたたんでくれた日はカレンダーに押すことにしました。「昨日も洗濯物たたんでくれてありがとう。」「ねぇ、ママ、昨日のところに『ありがとうスタンプ』押してくれた?」スタンプがたまっていくと嬉しいのは人間の本能なのか、二人で時々、カレンダーをのぞきこんでニヤニヤしています。これまでも、時々、お手伝いをさせていましたが、今回のミソは「毎日やる」「自分たちの仕事にする」「自分たちで段取りをつけてやる」ということです。「手伝って〜」と言われて手伝うこととは大きく違うと思うのです。まだ、うっかり忘れていて、パパから「お前たち洗濯物!」と言われて気付くことも多いようですけど、続けているうちに変わってくることでしょう。そして母は、帰宅後の仕事が一つ減り、このまま毎年、一つずつ減らしていくと、双子が中学生になる頃には極楽生活がやってくるのでは、と期待しているのでありました。(^^)