次回秋冬のThink!の展示会で見たブーツです。今年はちょっと筒太めのミドル丈が流行らしいです。ある自治体から「福祉を使用してシューテクニックで靴を作りたい方がいらっしゃるのですが...。」とお電話をいただきました。私は10年くらい前こういう手続きをする仕事をちょっとだけしたことがあります。その時の役所サイドの印象としては「この全ての書類を提出してください。その後こういう手順を踏みます。どの位時間が掛かるかは分かりません。」といった感じでもしかして「いやいや仕事してる?」と聞きそうになってしまう対応でしたが10年経ち、公務員の意識改革なのか規制緩和なのか対応がとっても丁寧になっていました。業者登録から見積もり依頼まで細かくチェックが入るのですが訂正の際に「大変恐縮ですが」という言葉は入っていました。(社会人なら当たり前だけど)そしてシステムも簡素化されていて、ものすごーく遠くまで判定に行くのかしら?と思っていたけど店から徒歩5分ぐらいの病院で患者さんの担当医師が出来上がった靴を確認するらしいです。利用者の立場を考えたシステムに変わっていってるのですね。でもね、やっぱり税金を使用するわけだし利用者が本当に必要としているものを提供した方がいいですよね。「本当にオーダーシューズなんて必要?輸入既成靴で十分なんじゃないの?私本当はドイツ製の靴欲しい。早いし、安いし。」と利用者本人も疑問を抱いてしまうシステムもどうかと思うます。でも国内産業を守るのも役所の役目なのだろうか。