障害がある方のための靴の関税。

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Nice!

先日ドイツから輸入した靴を受け取りに税関へ行ってまいりました。順番が回ってくるまでじーっとイスに座っていると英語まじりの片言の日本語で税関の職員と一生懸命お話ししている外国人の方がいます。日本でレストランを開こうとしていて食材やら家具やらを外国から日本へ送ったまでは良かったがその検疫や税金のことでなにやら揉めています。まぁね~、日本人ですらこの海外からの輸入品についての関税の計算と輸出国による関税率の違いが複雑で計算しながらも「この計算方法を考え出した人はなぜこんなに複雑にしたんだろうか?どうして特定のある国から輸入すると関税がかからないのか?」と毎回疑問を持ちつつ作業しております。

わたしの順番がきたので質問をしてみました。「今回輸入した靴はとても特殊なもので健常者には履けないんです。麻痺がある方が主に使うのですが同じ靴を日本メーカーが現在では作ってないです。それでも同じ関税をかけるんですか?この靴に関しては国内産業を圧迫するということはないと思うんですけど。」と聞いてみました。すると「上司に確認してきますのでちょっとお待ちください。」と奥へ行ってしまいました。回答は「障害をお持ちの方が自ら輸入した場合に限り特別に考慮したい。」ということでした。海外のメーカーが一般消費者に小売りするかどうかはちょっと分かりませんがトライしてみたい方はいらっしゃるのではないでしょうか?でもサイズが合わなかった時なんか交換だけで結構な金額がかかってしまいそうだしもちろん日本語は通じないしハードルは高い...このあたりちょっと規制緩和してもらいたいです。

投稿者: 足と靴と双子 投稿日時: 2007-11-20 (火) 14:50