日本の中でも南の方に住んでいる我が家ですが、そろそろ朝晩が冷えて来ました。
そうなるとパニックになる人がひとり…。
(本当は、私もなんですが、一応大人なので理性で押さえてます…。かなり動きは遅くなりますが…汗)
そんなに、ものすごく寒くは無かったけど、今までより少し寒かった朝のこと。
幼稚園に送っていこうと玄関を開けたとたん、「寒いよぅ…。寒いよぅ。」と私に引っ付くとっちゃん。すっかりパニックモードにスイッチが入った模様。見送ってくれたおばあちゃんも「いつもと違う。」と感じていたそうです。
とっちゃんとこぼちゃんの幼稚園は、制服で登園して、幼稚園で体操服に着替えます。しかもその制服というのが、上は、上着にポロシャツ、下は…
超・短い半ズボン!!
しばらく前から寒さ対策で、ハイソックスは履かせていたものの、ズボンと靴下との間が寒くてたまらないらしい。
歩いて行く間中「寒いよぅ…。寒いよぅ。」「車で行けば良かった…。」とぶつぶつ。
「でもね、とっちゃん、小学校は歩いて行かないといけないんだよ。」なんて言いつつ幼稚園へ着きました。
幼稚園についたら、当然のようにパニックモード全開!!
私の後ろに隠れて、引っ付き離れません。教室に行こうにも、しゃがみこんで抵抗。
こうなったら、もう自力回復は無理なので、教室まで付いていくことに…。
教室に入っても、しばらくは、パニックで何も出来ず、その間、お友達が不思議そうに集まってきたり、再起不能のとっちゃんに話しかけに来てくれたり…
その中の女の子が私に「ねぇ、おしごとは、してないの?」と聞いてきました。
「お仕事はしてないよ。だから、今ここに居られるんだけどね…。」半分独り言のように返事をしました。
子供達がこのくらい大きくなると「仕事しないの?」と聞かれることがあります。
でも、私は敢えて仕事はしません。
とっちゃんの療育や支援の相談が、ほぼ1週間に1回の割合であります。その度に仕事を休むなんて出来ないし、たけ父さんに代わってもらうことも仕事上無理です。
かといって療育や支援の相談を減らす訳にはいかない。
それに、とっちゃんは、今、伸び盛り。言葉で上手くコミュニケーションが出来なかった時代をやっとぬけて、いろんなことが分かり始めている今が大切です。
良いこと悪いこと、ルールやマナー、教えてあげないといけないことは沢山あります。
幼稚園から家に帰れば、こぼちゃんという絶好の相手と、順番やお友達とのコミュニケーションの取り方など毎日練習できます。(双子の利点です!)
今、この時間を手放すなんて、もったいないです。
それに私自身、一つのことしか出来ないタイプなので、仕事なんか始めたら、とてもじゃないけど、今のように、とっちゃんにスケジュールを作ってあげるとか、療育に連れて行くとか出来なくなるし、まして自分に余裕がなくなり、もっともっと怒ったり、イライラしたりする事が増えるでしょう。こぼちゃんも甘えさせてあげる余裕もなくなると思います。たけ父さんにも負担がいってしまうでしょう。
今の私の役目は、とっちゃん、こぼちゃん、もちろん、たけ父さんが安心して外に行って、『帰ってくる場所』であることだと思ってます。
話がちょっとそれてしまいました。
着替えと荷物の片付け、朝のお仕事を一緒にして、朝のお集まりの会が始まる頃には、とっちゃんも落ち着いて来たので退散しました。
寒いことで毎日パニックになられても困るので、子供用の5分丈のスパッツを買いました。
長ズボンを履いてきてもいいと先生に許可をもらったけど、こぼちゃんと同じものを着るという“こだわり”があるので、「長ズボンは嫌!」だそうです。ほんと難しい人です。
当分は、制服の半ズボンの下にスパッツを重ね着させて登園です。
次の日は、「あったか~い^^」とご機嫌でした。
つ、疲れる…。
あ~ぁ…この冬、寒いパニックは何回あるのかなぁ…
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