仕事を終えて駅から家に向かうまでのドキドキ感は、何ともいえない気分だった。昨日から「今日、***のウチで遊んでいい?みんな呼んでいい?」と言われていたのだが、本当に楽しくみんなで遊べているだろうか?と、現場を見るまでは無邪気に笑う息子の笑顔を疑心暗鬼に思い浮かべては、嫌な予感を打ち消していた。きっかけは些細なことだったのだ。月曜の夜に「***って空しいよ・・・」と、またため息まじりにつぶやくので聞いてみると、欲しかったスマブラを手にいれるために、自分のガンダムと次男があまり遊ぶことのない...