思い出してみよう!〜子供たち保育器時代 2〜

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Nice!

生まれたときは、3人ともギリギリ1000g。でも、4日後に体重を知らされたときは、800gにまで落ちていました。800gって...。車椅子で連れて行ってもらい、改めて子供たちに対面したときは、申しわけなくて、ただただ泣けました。もう少し、あともう少しお腹にいさせてあげたら...と、一番良くない後悔をし、自分に腹が立ちました。そんな時、子供たちを担当してくれているNICUの看護婦さんには、本当に助けられました。一番うれしかったことは、子供たちのことを、「かわいい」と、言ってくれたこと。あまりにも小さくて、息をしているのが不思議なくらいの子供たちを、私は「かわいい」と思うゆとりもありませんでした。母親なのに...。うちのかわいいナオ嬢、かわいいリョウタ坊、かわいいセイたん。そう思うようになってからは、毎日増える体重を励みに子供たちに会いに行きました。当時の面会日記を見ると、「6月7日(月)雨。 体重2gアップ。1時間かけて、19cc のミルクを飲んでいる。ミルクの量がだいぶ増えた!」と、まあ、実に小さな小さな数字に大喜びしている自分(笑)。あの頃は2gで育児の幸せを味わっていたんですねえ。生まれてから1ヶ月ちょっと。保育器の中の1700gくらいの子供たちです。<セイたん!ちっちゃいパンパースのオムツつけてます。何を見てるのかな〜?><リョウタ坊!おしゃぶりの練習中に寝ちゃったみたい><ナオ嬢!頭をいい子いい子したら、お目々を開けてくれました>保育器の中で一人でもお利口に頑張った3人。今の甘えん坊、泣き虫、癇癪さんは、その反動かっ!?それならば...まあ、しかたない...かな?こんなふうに昔を振り返ると、子供たちにちょっぴり寛大になれる自分でした。

投稿者: わくわく三つ子日記 投稿日時: 2007-06-28 (木) 22:48