一年程前に娘に虫歯が見つかり、治療しようと試みましたが泣き叫び、イヤイヤをして断念をしました。ちょくちょく虫歯進行止めの薬を歯に塗っていたのですが歯科医から「う~ん。思ったより進行してます。永久歯に影響があるのも困るし大きな病院を紹介しますから治療してください。現在では子供をネットでイスに固定して治療するのは一般のクリニックでは禁止されてるんだよ。」と言われてしまい、親子共々胸をドキドキさせながら1週間前に始めて歯科大の小児歯科の門をくぐりました。そしてすでに3回目の治療が終わり、2本の虫歯治療が終わりました。(レントゲンの結果、合計4本の虫歯発覚!)しかし、想像も出来ないぐらいの良い成果です。完全母子分離なのでどういう風に治療しているのか分からないのですが、大学病院の小児歯科ってすごいです。すごくかわいく優しい女の先生が対応してくれるのかと思いきや大間違い、結構ビシバシした感じの女医さんです。「はい。ではここでママとさよならをします。行きます。」という感じで娘はなかば引きずられて診察室へ消えていきます。笑その後1時間ぐらいは廊下の待合室でわたしは読書タイムを過ごします。そろそろかな?と思っているところへ「お母様ご説明しますのでお入りください。」と声がかかり先生から治療の説明を受け、また待合室へ戻ります。その後、髪の毛ボサボサで顔面蒼白の娘が、自分のタオルを脇に抱え、ふらつきながら戻ってきます。笑治療が終わったあとは「偉かったねぇ。パパにもほめてもらわなくっちゃ。」と褒めちぎり、ご褒美として絵本を一冊購入し、喫茶店で二人でお茶をします。パパからは交換条件として治療の後に何か買ってあげるのはやめてほしい。計算高い子供に育つと思う。と意見されたのですが、ゼンソク気味だった私は子供の頃、病院の帰りにとっての付いたおまけ付きペコちゃんキャンディを買ってもらうのをとっても楽しみにしていましたし、その行為のおかげで計算高くなった覚えもないので二人して本屋へ直行してしまいます。大学病院の小児歯科というのは本当にしっかりとシステムが出来上がっていて、先生にも「ここで絶対治すわよ。」というプライドが感じられて好感が持てました。ただ朝9時の予約なので、殺人的ラッシュの電車に乗せるわけにも行かず(乗ってしまえば6分ぐらいなのですが)仕事前のパパに車で送ってもらうのがちょっと悪いなぁと思います。