昨夜、38度の熱をだしたナオ嬢。
ふだんがとても丈夫なだけに、どうなることかと心配しましたが、今朝は元気に復活!!
さすがナオ嬢!かっこい〜い♪
でも念のため、朝、病院に連れて行きましたけどね。
そうそう、私のお気に入りの本、ですよね?(誰も聞いてないのに、1人ツッコミ!)
さて、本日はどのジャンルから行きましょうか。
ええと、それでは旅行記からスタート!
遠い太鼓 (講談社文庫)(1993/04)村上 春樹商品詳細を見る
『遠い太鼓』
これを読んで、猛烈にギリシャ、トルコに行きたくなって、実際に友人と出かけました(笑)。
旅行記というよりは、滞在記なのかな?
シーズンオフのギリシャの様子や、いい加減で呆れてしまうイタリアお国事情なんか、とても面白かったです。
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)(1994/03)沢木 耕太郎商品詳細を見る
『深夜特急』
何年か前にドラマ化されました。ユーラシア大陸をバスで横断一人旅。自分には決して出来ない旅のスタイルなので、ものすごく憧れました。
異国で親切にされたかと思えば、バス停で迷ったり...読みながらハラハラドキドキしました。最後のオチもなにげに好きです(笑)。
続いては、サスペンス?ミステリー?まあ、そんな感じです...(笑)。
ささらさや (幻冬舎文庫)(2004/04)加納 朋子商品詳細を見る
『ささらさや』
突然の交通事故で死んでしまった主人公が、幽霊になって、残された妻と子供を見守るお話。
加納朋子さんの本は、穏やかでいて切ない感じが好きです。安心して読めます。
『ななつのこ』も、謎かけが印象的なお話です。
ななつのこ (創元推理文庫)(1999/08)加納 朋子商品詳細を見る
そして忘れてはいけないのが、宮部みゆきさん!!
火車 (新潮文庫)(1998/01)宮部 みゆき商品詳細を見る
『火車』
この本はかなり厚いけれど、一気読みでした。もう、先がきになって気になって仕方がない!
失踪した1人の女性を追うストーリーだけれど、読んでいて何度もやるせない気持ちになりました。
宮部さんの書くお話は、被害者の感情が、読み手(私)にダイレクトに伝わり過ぎ!だから本当に苦しいし、悲しい気持ちになります...。『模倣犯』もそうだったし、『クロスファイア』もそうだった...。
読み終わった後、けっこう引き摺りました...。あー、何とかならなかったのかなー、と考え込んじゃったり。
フィクションなんだけど、現代社会に確実にある「不安」を、形として示されるようなお話が印象に残ります。
ちょっと視点を変えてみて、ほのぼのストーリーで大好きなのが、『我らが隣人の犯罪』という短編集のなかにある「サボテンの花」です。
我らが隣人の犯罪 (文春文庫)(1993/01)宮部 みゆき商品詳細を見る
このお話は、もう宝ものです。じーんと温かい気持ちになって泣いた本は、これだけです。
あと、宮部さんは時代物もおもしろいですよ〜!
ちょっと熱く語ったので、クールダウンに児童文学♪
霧のむこうのふしぎな町 新装版 (講談社文庫)(2003/03/15)柏葉 幸子、竹川 功三郎 他商品詳細を見る
『霧のむこうのふしぎな町』
小学生の頃初めて読んで、めちゃくちゃはまった本です。
ピエロの柄のついた傘に案内されて、不思議な町へやって来た小学生の女の子。その町のいろんなお店で働きながら、風変わりな住民たちと関わっていく様子がたまらなく好きでした。
この町に私も行きたい!と本気で考えていた夢見る私!(笑)
で、この歳になってから読み返してみたら、やっぱり面白かったです。映画「千と千尋の神隠し」に影響を与えたというのも、頷けますね。
おっと、今夜もこんな時間!シンデレラはもう寝なくちゃ(笑)!